そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

吉例句会1 〈蜜柑〉

2011年02月14日 | 日めくり帖
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「毎年に文藝春秋で外人を集めてやれる誌上句会を
(楊逸・姜中・A・ビナード、F・モレシャン、P・ジィローラモ、司会・金子兜太)」
「今回のお題は蜜柑蒲団なり日本語達者いかがな句など()」
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「手に落ちて月と思えば蜜柑なり(楊・4点句)」
「漁港に浮く蜜柑の皮今日も時化(ビ・3点句)」
「マンダリン幼き日々の夢遠く(モ・2点句)」
「蜜柑むく母のやさしさ切り炬燵(姜・2点句)」
「みかんがり冬の初恋熟した(ジ)」
「蜜柑食べる直木三十五の真面目(兜)」
「友来たりみかんひと箱春近し(モ)」
「みかんがりきみのくちびる甘酸っぱい(ジ)」
「水仙と蜜柑と犬の間抜け面(兜」
「鏡餅蜜柑を載せて初日の出(楊)」
「初恋の面影誘う蜜柑の香(姜」
「乗り継げば在来線に蜜柑の香(ビ)」
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