2015/12/30
あなたの俳句はなぜ佳作どまりなのか』を短時間に把握したい。そう思い、佳作どまりから抜け出る方法が、前書きや後書きに書いてあるかを調べたが書いていない。どうも本文の中で小出しにしているのだろう。同姓の著者であるので親しみはあるが、咀嚼しにくい人かもしれないと危惧。対応としてはゆっくり本文に付き合うしかないかと、考える。
内容は37講からなる講義形式。途中にトビックス的に語る部分がある。この部分を章立てにして、パラグラフ的にまとめると次のようになる。
1.俳句って楽しい
-01 正直に
-02 溺れず、よく観察する
-03 倒置する
-04 猥雑、聖らかに描写
-05 寂しい滑稽
2.五七五という自由
-06 私は私として生きる
-07 数多く読む
-08 自分なりのテーマを持つ
-09 無意識の自分に出会う
-10 季語は歳時記から使う
3.私の歳時記
-11 生物に共感する
-12 急がず慌てずコツコツと
-13 『一物仕立』と『取り合せ』で第三の世界へ
-14 新仮名・旧仮名
-15 季語を生かす
4.具体的な季語
-16 通俗に堕さない
-17 嘘八百で
-18 写生から幻想へ
-19 常識をわずかに超える
-20 ニュー士は説明
5.現実と虚構
-21 ボーッとヌー
-22 お祝い俳句・赤子俳句
-23 悲哀の中でも笑う精神
-24 句会千回
-25 俳句とは人間
6.下五は必ず定型に
-26 存在の恐ろしさを
-27 自分の表現、自分の表記
-28 無心に繰返し、繰返し
-29 下手ということ
-30 ほんのちょっとズラす
7.爽快な句を読もう
-31
-32
-33
-34
-35
8.遺言としての俳句
-36 吟行と題詠
-37 持続力と才能
9.徹底写生で写生を超える
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