そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

高羽垨行さん逝く

2024年06月10日 | 挽歌もどき
2024/06/10
「俳人の高羽垨行氏亡くなれる老衰らしい惜しい人逝く
 [2024/5/27逝去、享年享年93歳][]」
「代表句色々あるが三つ四つあげて句姿味わいてみん
 [摩天楼より新緑がパセリほど
 /紅梅や枝枝は空奪ひあひ
 /人の世に花を絶やさず返り花
 /秋天の一滴となり鷺(さぎ)下りる][]」
「高羽氏の味わい深いことばあり名句の条件語っていたり
 [『俳句には一瞬を永遠にする働きがある』、
 『名句の条件とは、美しい日本語で、一読して意味が分かり、
  読むほどに味わい深くなるもの』][]」
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Fw:紫式部日記(1)

2024年06月10日 | 日めくり帖
2024/06/10
「情報が多く分割しておくるこの語呂合わせ面白くなる[さすが紫式部と感じる][]」

1-1.出産前の道長邸[][]」 
「道長邸お産を控え中宮も里帰りしてその日を待てる[][]」
「土御門邸は趣深めては夜風せせらぎあい和し響く
 [安産祈願の読経も昼間は聞こえるのだろう][]」

1-2.健気な中宮[][]」
「臨月の間近も堪えてさりげなく過ごす中宮けなげでありし[][]」
「中宮の身を案じつつ己が身の不幸の癒しになるからと云う
 [複雑な心の有り様を語っている][]」

1-3.加持祈祷体制[][]」
「夜明け前まわりは未だ暗いのに加持の時間かと女房騒ぐ
 [蔀戸をあらかじめあけようと][]」
「道長の準備をしたる加持祈祷普段と違い大層である
 [五壇の御修法、一流の僧正などをたくさん準備][]」
「東の対屋にては鉦が鳴り修法の声がうねり厳か[][]」
「そのうちに観音院の僧正が伴僧連れてどどっと来たり
 [二十人ばかりの伴僧をつれて加持祈祷にくる][]」

1-4.道長とのやり取り[][]」
「我が局渡り廊下の一画にある朝起き抜け外を眺めり[][]」
「うっすらと霧のかかれる朝まだき道長様が散歩をされる
 [庭の鑓水のゴミを供のものに払わせていた][]」
「殿様はわれに気づきてそこで咲く女郎花おり私にくれる[][]」
「『此はどうだ。返事遅いはよくない』と返しを急かす振る舞いのあり
 [化粧もまだで奥に引っ込んだ][]」
「女郎花さかりの色を見るからに露の分きける身こそ知らるれ
 [式部の返事。わたしは露のせいで美しくない][]」
「白露は分きても置かじ女郎花心からにや色の染むらむ
 [道長の歌。花がきれいなのは花の努力][]」

1-5.頼道の様子(道長の長男)[][]」
「土御門邸には殿の長男も住みいて若い三位になりたり
 [15才でデビュー、この時17才][]」
「友達と話していたら若が来て座り込んでは恋話をする
 [『女性はやはり気立て』などという][]」
「幼いと侮る人もあるけれど態度は立派去り際もよし[][]」
「頃を見て『多かる野辺』とうち誦じ去り行く様は千両役者][]」
「女郎花多かる野辺に宿りせばあやなくあだの名をや立ちなむ[古今集・秋][]」
「年上の式部や友をさりげなく持ち上げ去れるセンスのよけれ [][]」

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生涯チームの練習

2024年06月10日 | 日めくり帖
2024/06/10
「新聞が休刊日なり最近は年間何日休むのだろう[多いように思う][]」
「昨晩は雨が結構降ったけど朝には日差しも回復したり[][]」
「九時半にぺタンクのある生涯の和田さん来なくてサークルをだす[][]」
「ラ・ムーにて買い物をして帰りたり中道さんはのせて帰らず[][]」
「新しく紫式部の日記文深読みしたり感動をする[][]」
「六甲の山一望の露台かな[凡][]」
「意外なる季語でありたり露台とはバルコニーとは知って驚く[季語:露台][]」
「ささめごと星空に咲く露台 [安田 笙][]」
「ぬれ帯のひとすぢ懸る露台かな[松村蒼石][]」
「われひとり夫もひとりの露台かな [斎藤紬][]」
「トマト一鉢に露台の色を集めけり [島田青峰][]」
「ハーブティ淹れて呉れたる露台かな [鈴木しげを][]」
「城のごとき船よぎりゆく露台かな [川合玉枝][]」
「夕づゝのひかり親しむ露台かな [日野草城][]」


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