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「松の樹のしたで飲むとは優雅なり活道イクヂの岡は歌枕かな
(同じ月十一日、活道イクヂの岡に登り、一株松ヒトツマツの下に集ひて
飲ウタゲせる歌二首)」
「一つ松幾代か経ぬる吹く風の声の清めるは年深みかも
(#6-1042 右の一首は、市原王のよみたまへる。)」
「幾代も経た松の木に風の音が澄めるは年の功かもしれん()」
「玉きはる命は知らず松が枝を結ぶ心は長くとそ思ふ
(#6-1043 右の一首は、大伴宿禰家持がよめる。)」
「年老いて後は知らねど松が枝に結ぶ心は長くと思う(家持の年歳いかほどか)」
「松の樹のしたで飲むとは優雅なり活道イクヂの岡は歌枕かな
(同じ月十一日、活道イクヂの岡に登り、一株松ヒトツマツの下に集ひて
飲ウタゲせる歌二首)」
「一つ松幾代か経ぬる吹く風の声の清めるは年深みかも
(#6-1042 右の一首は、市原王のよみたまへる。)」
「幾代も経た松の木に風の音が澄めるは年の功かもしれん()」
「玉きはる命は知らず松が枝を結ぶ心は長くとそ思ふ
(#6-1043 右の一首は、大伴宿禰家持がよめる。)」
「年老いて後は知らねど松が枝に結ぶ心は長くと思う(家持の年歳いかほどか)」