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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

恋歌#98上田三四二

2007年01月27日 |  / 「恋の歌百首」から
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「交合は知りゐたれどもかくばかり恋しきはしらずと魚玄機言ひき()」
「魚玄機は唐の詩人で美人なり後に道教道士となれる()」
「中国の即物的な魚玄機もプラトニックに若者愛す()」
「詠み人は詩人に託し不思議なる恋の構造己を吐露す
(女性でさえこうだから、男性ではまして・・・といいたかったのか)」
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恋歌#97前田康子

2007年01月26日 |  / 「恋の歌百首」から
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「心中の前に爪切ることなどを君に教えし小春日の部屋(前田康子)」
「冗談と思いしでだしもあるかもネ覚悟決めればそんなもんかな()」
「二人して死ぬ話をば日ごろから互いに交わすスタイルとして()」
「この二人けっして心中等はせず仲良く過ごす茨の道も()」
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恋歌#96藤井常世

2007年01月26日 |  / 「恋の歌百首」から
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「いちにちを降りゐし雨の夜に入りてもやまずやみがたく人思ふなり
(藤井常世)」
「一日を雨に付き合い夜になれば人も恋しくなることあらむ()」
「いかなりし人を思うか雨降りにやはり一人は寂しきものか()」
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恋歌#95大田美和

2007年01月25日 |  / 「恋の歌百首」から
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「チェロを抱くように抱かせてなるものかこの風琴はおのずから鳴る
(大田美和)」
「意味深で軽く流してなるものかチェロと風琴違いはなにか」
「カレシとはチェロの名手かもしれずそれに抗う古風な彼女()」
「この彼女風琴自称するけれどいかなる音で鳴りたまうのか()」
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恋歌#94島田修二

2007年01月25日 |  / 「恋の歌百首」から
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「古城址にわれを導く処女にて生きてゐる肩丸く小さく()」
「この図柄終戦直後の地方都市ガイドをしたる乙女のことか()」
「いたいたし古城のガイド前を行き小さく丸い肩をしており()」
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