暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

白トリュフ味のオリーブオイル

2013年02月19日 22時36分15秒 | 喰う
以前黒トリュフを試したことを書いた。

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/63084409.html

食卓に就くと今日はイタリアンだという。 パスタかリゾットかと鍋を開けるとそこには細いスパゲッティがあったけれどそれには刻んだ玉葱と一緒に炒められた細かな茸が絡まっていた。 そばにはインサラータ・カプレーゼという、円盤に切ったモッツァレッラを同じく円盤に切ったトマトで挟みレタスの上に盛ったものに炒ったヒマワリの種を振りかけそこに更にバスサミコ酢を振りかけただけのサラダもあった。

だから今日は肉なし、精進料理だったのだがそれは茸の香りを引き出すためのものでそのパスタに振りかけられた、白トリュフが入ったオリーブオイルを試すためだった。 ホテルのミニバーにあるウイスキーかジンかのミニボトルをすこし大きくしたようなものに入ったオリーブオイルに混ざって微かに白い細かな欠片が見えてそのビンを振れば動くけれどそうしなければそこに浮いて沈殿しないような油で、自分がこの前黒トリュフを買ったマーケットの店でパスタに絡めた茸といっしょに買ってきたものだという。 白トリュフ入りのオリーブオイルだとラベルにある。

黒いトリュフを買ったとき白は黒の10倍ほどの値段がついていた。 だからその時、それまでして買うようなものではないと買わなかった。 けれど油に入って抽出されているのならそのエッセンスは味わえるだろうと思い試すのは悪くない。 確かに黒より香りがあり、これでこのトリュフの味を知った。 それは特に味も香りも中性のモッツァレッラに振りかけたときに顕著だった。

壜には保存は日光の届かない冷暗所に置いておく事、冷蔵庫には入れないこととある。