ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

63回目の原爆の日に

2008-08-06 | news


今日は広島への原爆投下から63年目の日。
被爆者の平均年齢が75歳を越えたという。
63年もの間、核廃絶と言い続けても叶わない世の中に私たちは暮している。
何の罪もない4万5千人の命が一瞬で失われた原爆の猛威は、半世紀以上が
過ぎた今なら、更に破壊力のあるものが開発されているのだろうか。
人間は素晴らしい。でも人間は愚かでもある。
被災国である日本は今後も核廃絶を訴え続けなくてはならないだろう。
世代が入れ替わっても世界平和のためには歴史的事実を伝え続けなくては、
同じ過ちがいつか又、繰り返されるかもしれない。
平和の鐘の音に全人類が耳を傾けて欲しいと願って止まない。

夕食時に新聞記事を見ながら子供と様々な意見を交わした。
原爆開発に関わった人が今、広島を訪れている、と娘。
その方はマンハッタン計画に参加するも、上司は「おもちゃを作る」と
言っていたそうだ。それが「まさか市民の上に落とすとは思わなかった」ので
投下後は物理学者としての道を断った。「原爆投下は人類への犯罪」との
メッセージを送り続ていたジョアン・ヒントンさんも86才。母より年長だ。
もしかしたら投下目標の選定は広島でなく東京、神奈川、あるいは名古屋の
可能性だってあったと考えると、結果として私は、夫は、そして子供たちは、
この世に存在しなかっただろう。戦争と平和を、まさに明日、自分の身に
起こりえる現実として捉えることが肝心だ。

食後に、和菓子を買ってきちゃったから食べよう、と娘が広げたのがこれ

   

ポニョ」がカワイイ~と、普段、和菓子など買ったこともないのに
アトレで見つけ、思わず購入したそうだ。私はほおずきにしたが甘かったぁ。
「崖の上のポニョ」、映画も面白そうだから見に行こうかな。

昨日の甲子園では、応援していた北埼玉代表、本庄一高のペドロ君が
さよならホームランを打ち仰天した。すご~い!ペドロ君、でかしたぞよ。
けど、高校野球って、見ている内にどっちにも応援したくなるのよね。
とにかく負けそうなほうにガンバレ!って絶対に声を掛けてしまう。
こんなふうに思える所が高校野球の魅力かも知れないな。

それと、8月3日には遂に旧ソ連の反体制作家であり、ノーベル文学賞受賞作家でもある、アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏が亡くなった。享年89才。敬虔なるクリスチャンであり、ソ連の歴史的な背景を背負いながら生きた人だった。「イワン・デニーソヴィチの一日」、「ガン病棟」、「煉獄の中で」など、ドストエフスキー以後の注目すべき作家として、学校の勉強よりも面白くて好んで読んでいた。自国への批判などの言動から、国外追放の身となるも、ペレストロイカ後はソ連市民権を回復し、こんどはロシアの再生に多大な影響を与え、ロシアの文化勲章を授与される、など自国の歴史に翻弄されながらの波乱万丈な生涯だった。1983年に宗教界のノーベル賞であるテンプルトン賞の受賞式がロンドンで行われた時には、『現代の悲劇はすべてわれわれが神を忘れたことに原因がある。』と、クリスチャンの立場で現代文明を鋭く批判したという。

あ~ぁ、時代は移りつつ、一人又一人と気になる人がいなくなる寂しさよ。

昨日の土砂降りはひどかった。ちょうどパークスクェア付近にいて、傘は
さしていたけどパンツがビショビショ。体操を終えて外に出たら雨は止んで
いたけどメガネが曇るほど蒸し暑かった!スーパーに入ったら、今度は冷房が
効きすぎ、買物を済ませて外に出たら又、猛暑。ハ、ハ、ハ~クションと、
大きなクシャミが出た。この突然の豪雨での心痛む被害もあちこちで起きた。
もうこの暑さ、勘弁してよね。パソコンの前に座り続けられません・・・。

先日、「南極物語」の古いテープを家の中で見つけ、久しぶりに聴いてみた。
《Vangelis - Antarctica》が懐かしかったので又、You Tubeで探してしまいました。
涼しくなるといいんだけど・・・。

 ※You Tubeやニュースなど、過去にリンク付けたものが何故だか
  見れなくなっているものがあります。今度もその可能性が
  あるので聴きたい方は自力でお願いしますね。