こ、これは・・・

　堀江由衣、じえいたん役降板。「昨今の世界情勢等の時勢も鑑み」って、私も今までさまざまな降板劇を見てきたが、さすがにこの理由は前代未聞。しかもそれを早速ネタにしてしまうのは、さすがＨＪの爆弾コンテンツ。あそこはそれこそ各方面に喧嘩売ってるからなぁ。

以下、根拠の乏しい推測。

　まあ、いろいろと事情があるんでしょうが、辞退理由の文面がアーツビジョン側のネタだと言う意見にはちょっと賛同しかねる。そもそも一般公開を前提としない断り状で、ネタ振りする必要はなかろう。それを公開したのはぴくせる☆まりたん側であってアーツビジョンではない。

　言いたいことは１つ。文面で言われている事は確実に理由として含まれるだろうということだ。まあ、それがすべてとは決して言わないけど。この話そのものががぴくせる☆まりたん側の１００％ネタだと言うなら話は別だが。

　まあ、全く根拠の無い勘繰りをするなら当初アーツビジョン側はこれを「陸上防衛隊まおちゃん」並の自衛隊とは名ばかりのゆるゆる系を想像していたのではないか。（余談ではあるが、まりたん日記２００５年のエイプリールフールに「革命防衛隊まおちゃん」というネタを振っている。話はそれだけで終わるかと思いきや、翌年（つまり今年）のエイプリールフールにはこのまおちゃん（毛唱）によってサイトが中国化されるというあっちの人が知ったら絶対にヤバイだろうネタ振りをしている）

　しかしトップページにはアメリカ陸軍、海軍、海兵隊そして防衛庁へのリンクが張られていて、連載誌は「アームズマガジン」。内容はといえば震え上がってしまう程の強烈なスラングと政治的偏向が盛りだくさん。堀江由衣が演じる予定だったじえいたんも現実を織り込んだと言うよりブラックとか自虐的という表現のほうがより近い。引き受けた側もまさかここまでとは思っていなかったんじゃなかろうか。美少女キャラのエロシチュエーションというのには慣れていても、こういった政治的偏向作品への参加経験の無い（そして参加させるべきではない）堀江由衣を辞退させたのは致し方ないことだろう。

　じゃあ、他の声優はどうか。もう収録終わっているから手遅れだとは思うが一応。

ぴくせる☆まりたん役　徳永愛さん
　フリーらしいんで事務所関係のあれやこれや気にする必要はないだろうし、仕事選んでる余裕は無かろう。

あーみーさん役　金田朋子さん
　履歴を見ましたが政治的偏向作品への参加は無く、その辺では少し問題があるような気がします。ただ、インタビューによるとスラングはそれほど多くないようです。所属している青二プロダクション的には問題は無かったのでしょう。

女王様役　金月真美さん
　政治的偏向作品としては「ガサラキ」で美晴役を演じた経験をお持ちですから全く問題は無いでしょう。

カ●トロ議長役　中田譲治さん
　男性声優でベテランだしね。むしろギロロ伍長並の上官役でも良かったのかも。でも、カ●トロ議長って・・・

ナレーション　宇乃音亜季さん
　一応履歴を見ましたが、たいした役をやっている訳ではないので問題も影響も少ないでしょう。

　え、一人忘れてるんじゃないかって？
ねいびーさん役　川澄綾子さん
　だよな、何も心配してないよ。シナリオの竹内なおゆきとスツーカ役の小杉十郎太と組んであのトリスティアやネオスフィアの嘘ラジオで好き放題やったのを知っている人間からすれば。（幸いなことに竹内なおゆきがシナリオを担当する「ガジェットトライアル」のキャストにアーツビジョン所属の声優はいない）はっきり言って小杉十郎太参戦だったら買うかもしれん。しかもあれ見てまじめな教則本だと思った、などと答えている時点で心配するだけ無駄。

　ここまで来て考えた。じゃあ代役誰が良いだろう。能登麻美子という名前がよぎったのは私だけではあるまい。なんと言っても海上自衛隊が関わったタクティカルロアに出演し、よみがえる空に至ってはヒロイン役を演じ、小松基地へ行った映像がＤＶＤ２巻の特典映像となり、ぴくせる☆まりたんを連載している「アームズマガジン」で元小松救難隊長と対談までしてしまうという彼女は自衛隊にどっぷりつかって手遅れ以外の何物でもないからな。ここまできたら陸海空を制覇すべきだ！

以上、どーでもいい事をまじめに考察を終わります。