劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ！願い！！

Ｘ、オーブに続いて今年も見てきました。今年はユナイテッドシネマ札幌での上映があったので、そちらでの観劇となりました。

２週目とはいえ土曜日だった割にはちょっと寂しい感じ。



ではいつものごとく感想は「続きを読む」から。















ジード＝リクの成長話とガイとジャグラーの因縁話が並立していた感あり。こういうのってちょっと間違えると話が空中分解を起こしてしまいかねないが、うまくバランスをとっていたと思う。アクションとドラマの時間配分がうまかったせいか、前よりも時間が少し長いにもかかわらずあまり退屈しなかった。

またいつものごとく細かいことを箇条書きで。

・宍戸開はほんとに冒頭だけだったなぁ。キュウレンジャーに続いてまた重要アイテムを手渡す役か。

・ウルティメイトフォースゼロは最後にちょろっと出るだけかと思いきや、意外とまんべんなく出ていたなぁ。といっても具体的に活躍できたというわけではないんだけどね。ラストの「ジャンファイト！」は時の流れを感じさせるものがあった。

・飛行機の時間があるからとエイサーを一緒に踊っていたレイト、真面目に仕事する気ねぇだろ。バナナの皮で転ぶのは自業自得だ。物語的にゼロ＝レイトはあまり重要視されなかったが、これは仕方が無いかな。

・「グクルシーサー！」って叫ぶだけで現れてくれるのはお手軽だが、正直物足りない。やっぱり最初くらいは一曲歌ってから現れるくらいじゃないと。（注１）

・「アウトドア系女子」に警戒心を持ったり、上着を脱いで海ではしゃぐモアも真面目に仕事してない。「ゼナさんは怖い」って言ってもこれは仕方ないんじゃ・・・。

・「お前を倒すのは俺だ」と言ってしまった以上、敵になる道は残されていない（注２）ジャグラーは今回も面白すぎ。ガイの「宇宙の平和を守るんじゃなかったのか？」というセリフはＣＭではリクに向けたもののように聞こえるけど、実際の劇中ではジャグラーに向けたものなんだよね。

・今回の最大の萌えポイントはアイルのドンシャインとライハのつまみ食いだよなぁ。

・ジャッキー映画を意識するなら、エンドロールはＴＶダイジェストじゃなくてＮＧ集だろっ、というのはさすがに望みすぎか。


注１：あれ、知っている人ならみんなキングシーサーを想像するよね。どっかのインタビューで坂本監督すら指摘してたんだから。

注２：エースのジョー（想像するのはどちらでも構いません）とか最近ではウルトラマンギンガとか。