日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ゲーム軍人名士録「マーク・バノン」

2010-06-08 22:22:00 | ゲーム総合
登場作品:ワールド イン コンフリクト
所属:アメリカ軍
初登場時の階級:大尉

プロフィール
実の父親はすでに亡くなっており、母ハリエットは元海兵隊員だったアール(セリフのニュアンスから見るとバノンの実の父親とは知り合い同士だったと思われる)と再婚する。ソ連軍の南フランス強襲に対する反撃作戦で実戦に初参加、機甲中隊の指揮を執る。

南フランスでは指揮官であったソーヤー大佐の指示に従わずに持ち場を離れたためにフランス軍のサバティエ少佐を死に追いやり、続くムルマンスクにおける作戦では白旗を掲げた民間人を敵兵士と誤認して攻撃し、殺害してしまう。

このたび重なる失態にソーヤー大佐はニューヨークにおける作戦後、彼をシアトルの第5補給大隊への転属を命じる。その一週間後、ソ連軍はシアトルに奇襲をかける。その混乱の中で抵抗戦の指揮を執らざるを得なくなってしまう。シアトルからの撤退最中にソーヤー大佐と再会してそれ以後は大佐の指揮下でチャーリー中隊を率いる。

戦いの中で軍人としての自信を少しずつ取り戻してきた彼はカスケードフォールの戦いで重要な防衛線の一端を任される。この戦いの最終段階、彼はソーヤー大佐の反対を押し切り、ソ連軍主力を戦術核攻撃の中心にひきつけるための囮として自ら爆心地に残る。

最後の通信でバノン大尉はソーヤー大佐に自らの失態をわび、ソーヤー大佐もそれを許した。その直後戦術核は発射され、カスケードフォールの町はソ連軍主力とチャーリー中隊もろとも灰燼に帰した。

パーソナリティ
南フランスではサバティエ少佐に夕飯まで生き残れるかどうかもわからない血の気の多い男と言われる。口数も多く、余計なことをしゃべるなとソーヤー大佐に叱責されている。そんな意気込みすぎた行動がヨーロッパでの失敗につながっている。この辺の行動は義理の父親に対する反感があったようだ。

シアトル撤退戦の時はヨーロッパでの失敗に懲りたのか消極的過ぎる行動が目に付く。この頃の彼は下のものには威張り散らし、上(ソーヤー大佐)には言い訳やごまかしをするような無能な人物としての典型的な描かれ方をしている。

死の直前でようやくその辺のバランスが取れて着実に任務をこなせる人物となった。