日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

戦国BASARA総括

2009-06-21 10:03:00 | アニメ
最後の最後まで熱かったし、笑わせてもらった。でもまだまだこれで終わった訳じゃない。こっちで放送するかどうかはわからないけど、2010年にまた今回のような楽しいバカアニメを期待していますぜ!

では総括。初回コメントや「期待値上げ下げ」の時にも書いたが、史実云々を気にせずにバカアニメとして割り切って見るなら、派手な演出にいかれまくったキャラクターなどなど見所は十分にあった。

絶対出るアニメを間違えているとしか思えない本多忠勝、とにかく「三人衆」って名前を使いたかっただけだろうって感じの三好三人衆、骨董品集めが趣味で爆弾にこだわり最期も爆死と妙に史実(爆死の話は史実ではないらしいが)リスペクトされた松永久秀には腹を抱えて笑わせてもらった。

徳川家康が一般的なイメージである「狸おやじ」ではなく、人質、三河武士といった少年期、青年期のイメージでのリスペクトというのは結構感心させられた。

第六天魔王が声も含めて予定調和すぎたのはちょっと残念かな。その分、速水VOICEで妖しさ全開の明智光秀や能登VOICEによるウザさ全開のお市など織田一党も見所満載ではあったが。

濃姫の父で美濃のマムシ斉藤道三の出番は欲しかったところだし、島津、大友といった九州の大名の出番があれだけだったのはちょっと物足りないし、毛利元就は日輪がどうこうよりもやはり三本の矢で戦って欲しかったし、武田猿飛佐助VS徳川服部半蔵なんてやれば本編そっちのけで楽しめそうな対戦だったろうし(上杉のかすがも悪くは無かったけどね)、せっかく出オチとはいえ直江兼次が出たのに、山本勘助が出なかった等、ネタ的にもっとやって欲しかったことは多いけど、まあそれは次に期待するか。

最後に森蘭丸がイメージと違っていて違和感が大きかったのだが、もしかして彼が将来秀吉になる?そしてラストに出てきた少女がねね?だとするとイメージが見事につながるのだが。