アニメ新番組への一言

　とりあえず４本ね。

「ふしぎ星の☆ふたご姫」
　少女向けファンタジーものの王道とでも言うべきか。１話でこれでもかってくらいに説明台詞で背景世界を説明し、あとはキャラクターの魅力で押し切るやり方はこの手の作品になれたスタッフらしい堅実さといえるかもしれない。
　後は話をどう転がしていくかだが、どう考えても私向けの話にはならないだろうなぁ。

　だから、見続けるとは思うけど保存とまでは行かないだろうな。

「創聖のアクエリオン」

・・・困るんだよねぇ、こういう微妙なの。河森ロボットがＣＧで動くのはいいんだけど、内容が異常にコメントしにくい。バカで行くのか本格的に電波になるのか、とりあえず様子見ということで。

以下の２作品は録画に失敗したので、自動的に録り切り。
「エレメンタルジェレイド」
　空飛ぶ世界に、熱血少年、いわくありげな美少女と王道要素を組み合わせて作った作品、としか言えないなぁ。安心感はあるんだけど、これといったパンチ力も無い。
　これ以上に化けるという気がしないんだよなぁ。

「ムシキング」
　ここ最近の作品にしては珍しく、旅立ちを一話掛けてじっくりと描いていた。カブトムシのＣＧも少し違和感はあるが、なかなか良く出来ていたし、バトルにも迫力があった。どこか乗り切れない部分もあるにはあるが、やり方によってはものすごく化けるかもしれない。

　主役の声優の声質と演技の質がもうちょっとあればなぁ。

　　

舞－ＨｉＭＥの総括

　最終回をリアルタイムで見た感想は、
「あぁ、やっちゃったなぁ。」
ってところかな。

　みんなが蘇って、なんか訳のわからん敵を倒してめでたし、めでたし。

　展開自体は悪くないけど、後半部のあの悲愴極まる展開は何だったのと問い詰めたくもなる。

　全体の総括をすればやはり２６話では足りないのでは、という感想が出る。１５話のような共同戦線かそれ以降のような互いを蹴落としあう展開かどちらかに絞るべきではなかったか。くわえて、ＨｉＭＥだけでも１３人、それを取り巻く人間を加えれば両手両足の指の数さえ上回る登場人物を生かしきるのにはやはり明らかな尺不足。

　個々のエピソードではうまいものもあったんだけどねぇ。もったいない。