前の「クトゥルフと帝國」の紹介の時に十字路がコメントしていた本を見つけたので購入して読んでみた。それがこれ。

いや、実に面白い。特に「クトゥルフと帝國」に欠けていた嘘をもっともらしく書く部分が充実している。
特に印象深い項目は十字路が述べていた「銀の黄昏錬金術会」の項。「ヨグ=ソトースの影」だけではなく「黄昏の天使」などの設定を拾ってくるなど細かいところまで良く取り上げている。しかも出典が明瞭でコラムで首魁カール・スタンフォードの元ネタを取り上げるなど、TRPG「クトゥルフの呼び声」ファンならたまらないものがある。
ゲームとしての資料としてならばケイオシアム社が設定として使わなかった二元論や超人設定も取り扱っているためそのまま使うのはちょっと問題があるし、専門書としても物足りないところが多い。しかし読み物としてならば値段も手ごろで値段以上の内容を持っている。
これはお勧め。

いや、実に面白い。特に「クトゥルフと帝國」に欠けていた嘘をもっともらしく書く部分が充実している。
特に印象深い項目は十字路が述べていた「銀の黄昏錬金術会」の項。「ヨグ=ソトースの影」だけではなく「黄昏の天使」などの設定を拾ってくるなど細かいところまで良く取り上げている。しかも出典が明瞭でコラムで首魁カール・スタンフォードの元ネタを取り上げるなど、TRPG「クトゥルフの呼び声」ファンならたまらないものがある。
ゲームとしての資料としてならばケイオシアム社が設定として使わなかった二元論や超人設定も取り扱っているためそのまま使うのはちょっと問題があるし、専門書としても物足りないところが多い。しかし読み物としてならば値段も手ごろで値段以上の内容を持っている。
これはお勧め。