e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

時が滲む朝

2008年10月26日 22時19分53秒 | 
楊逸(ヤン・イー)『時が滲む朝』読む。本の予約だと時間がかかりそうなので、雑誌‘文学界’の六月号を借りて読んだ。第139回芥川賞受賞作品。

全く予備知識がなく手に取った。新聞で中国人が受賞して話題になっていたのは知っていたが、作品の内容はまったく分からないまま読み始めた。・・・面白い、面白すぎる、一気に読み切った。

文芸春秋の作品紹介の文より「1988年夏、中国の名門大学に進学した2人の学生、梁浩遠(りょう・こうえん)と謝志強(しゃ・しきょう)。様々な地方から入学した学生たちと出会うなかで、2人は「愛国」「民主化」「アメリカ」などについて考え、天安門広場に行き着く。大学のキャンパスで浩遠と志強が出会った「我愛中国」とは。同窓の友人たちとの議論や学生生活を通して、現代中国の実像を丹念に描きつつ、中国人の心情がリアルに伝わってくる力作です。物語の後半では日本も登場し、国境を越えるダイナミックな展開から目が離せません。』

こう云う休日もいいです、本当にいい休養になりました。