うたのすけの日常 不良老人のメモ帖 その四

２０００年<o:p></o:p>

三月十二日　日　雨後曇り<o:p></o:p>

朝かみさんと一緒に芝居やへ、喫茶店でモーニング。広告を頼む、芝居や鍵の在所分からず入るのに時間食う。１時の部義妹たち早く来る、ＳさんＫさん管理人さんも来てくれる。川上さん具合悪く来られず花束戴く。団員Ｎと駅に立って道案内をやる。本番灯籠の灯が付かず団長切れる。居酒屋の飲み仲間皆来てくれる。渋ちゃん来る。打ち上げ終わり三人で鮨屋へ。広告貰う感謝。渋と二人スナックへ、渋うちへ寄り一杯飲んで遅く帰る就寝遅し。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十三日　月　晴れ<o:p></o:p>

飲み過ぎた、反省。一日座りっぱなしで過ごす。かみさん夜仕事早く寝る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十四日　火　晴れたり曇ったり小雨<o:p></o:p>

久しぶり歩く。帰り西友でパンを買って帰る、かみさん川上さんと午飯に出る。帰ってからまた風見さん宅に行く。知り合いのスナックのママ来る、電話してかみさん呼ぶ。チケット渡す。ママとのお喋り続く。夜居酒屋へ飲みに、チケット一枚売る、完売。飲み過ぎ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十五日　水　晴れ<o:p></o:p>

胃が痛く辛い、反省。一日ぶらぶら早く寝る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十六日　木　雨<o:p></o:p>

本調子じゃない、かみさんも胃の調子わるく飯を食べない。よる勤め、帰りおそく二時半。きょうも一日ぶらぶら過ごす。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十七日　金　晴れ<o:p></o:p>

かみさん墓参り。帰ってから川上さん宅へ行き、遅く帰る。夕食トンカツ、若乃花引退。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十八日　土　晴れ<o:p></o:p>

公演。七時と十時、ほぼ満席打ち上げ終わり二時帰る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月十九日  日  晴れ<o:p></o:p>

盛況のうち公演終わる。十時寿司屋へ寄る、送って貰う。くたくたすぐ寝る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十日　月　晴れ風強し<o:p></o:p>

団員Ｓの客演公演で中野まで行く。快速線ビニールが架線にからんで運転見合わせ慌てる。団員Ｙさんと劇場前で待ち合わせ、子供を連れて来てる。芝居は前半いささか退屈後半おもしろくなった。Ｓよくやっていた。帰り道ステーション２をＹさん子供に買うが、カード利かず一万円貸す。電車の中Ｙさんお喋り通しでいささか聞き疲れる。常盤平で寿司を食う。かみさん仕事、十時寝る。 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十一日　火　晴れ後曇り<o:p></o:p>

医者へいく、院長休みなので薬だけ貰って帰る。それでも一時間かかる。あとは一日ぶらぶら、テレビを見たりして過ごす。アラモ、駅馬車、白昼の決闘をみる。十時就寝。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十二日　水　晴れ<o:p></o:p>

散歩に出る、風強い。午後本屋へ、小説現代の予選通過作品発表あり。第一次予選通過している二次はだめ、でも嬉しい。一応小説の体を成しているということか。夜に二人で「陣屋」へ飲みに出る、偶然団長夫妻と一緒になる。大いに飲んで語りいささか飲み過ぎ。帰途居酒屋に寄り脱線。反省。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十三日　木　曇り<o:p></o:p>

飲み過ぎ、一日ぶらぶら食欲なくちょびちょび食べては寝る、反省の一日なり。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十四日　金　曇り　<o:p></o:p>

胃の調子相変わらず、なに食べても上手くない。自業自得だ。小説と落語を印刷、Ｋさんに見せるため。娘より電話、明日来るとか、同窓会で会えぬ残念。銀行へかみさんと行く。図書館へ行く。読書とテレビで一日終わり、十時寝る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十五日　土　晴れ<o:p></o:p>

五時半同窓会で松戸へ、五十人ほど集まる。適当に飲んでＫさんと帰る、原稿手渡す。居酒屋に寄ってカラオケ、Ｋさんに会誌への広告料三千円渡し、居酒屋の飲み代三千円、芝居見に来てくれた飲み仲間がいてビールを奢る、よかった。きょうの支出一万六千円なり。同窓会の会誌の寄稿を約束する。八月まで。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十六日　日　晴れ<o:p></o:p>

やはり飲み過ぎ、一日ぐだぐだ過ごす。Ｙさん貸した金を返しにくる。ダベって帰る。子供に財布とカバンとタイガースのスリッパを持たす。Ｋさんから電話、丸山さんの芝居の役が変わり台本芝居やへ置くと言う。かみさんに取りにいってもらう。何かと面倒。遅くＳ君より電話、観劇の礼と劇団「のぞみ」の観劇の誘い、承諾。かみさん仕事、一寝入りしてから台本の暗記をする。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十七日　月　晴れ<o:p></o:p>

かみさん昨夜帰って来て仕事罷めるという。ママが客に年寄りをいつまで使っているとか、なんとか言われたとかでショックらしい。かみさん五時起きで川上さんの代わりに寿司屋と秩父札所巡りに行く。一日丸山さんの台本の暗記と高校野球を見て過ごす、選抜三日目。夜は日米野球。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

三月二十八日　火　晴れ後雨<o:p></o:p>

客演の「山林鉄道」の稽古に初めて参加、団長も顔を出し世話を焼いてくれる。丸山さんの相手役なかなかのものだ、実質的に丸山さんとの二人芝居だ。セリフのなまりについて丸山さん助言してくれるが演出は生のままのがいいらしい。時間ぎりぎりに終わって帰る。夜雨の中かみさんと寿司やに行き、居酒屋に脱線。散財またもや反省。<o:p></o:p>