うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その九十

2010-03-01 13:54:21 | 日記

姉の退院と妹の四十九日の法要と津波<o:p></o:p>

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 横浜の姉の看病中に、姪から末の妹の四十九日の法要の知らせが入り、急遽一旦帰宅することにしました。<o:p></o:p>

姉の病状は二度目のブロック注射が見事に患部に的中し、急速に痛みが消えてゆきました。それこそ劇的な回復振りを見せ、翌日には痛み止めの薬を配合した点滴も外され、そのまた翌日から歩行訓練のリハビリが始まっていたのです。<o:p></o:p>

 通算ひと月足らずの入院加療の結果痛みは去り、何だっただろうあの姉の苦しみはと、まさに悪夢の中を彷徨っていたような思いが残っています。それは姉もあたし達と同じような思いであった筈です。<o:p></o:p>

 とにかく病室には笑いが走り、姉の表情も見事に回復、看護婦さんも驚嘆するほどの結構な表情に様変わりしていきました。後は退院許可を待つばかり。そして許可がおりましたが、姉は一抹の不安があるらしく一日か二日、家に帰って状態を見、また病院に戻って改めて退院したいとの希望を先生にお願いしました。<o:p></o:p>

その願いは聞き届けられて二晩自宅に泊まり、病院にまた戻って二日間のリハビリを続けて、正式の退院となりました。<o:p></o:p>

末の妹の法事の前日、看病に専念していた妹は連れ合いが車で迎えに来、あたし共は電車で帰りました。そして法事の朝、目覚めると部屋は寒気がかなり強く、横浜の姉の家の暖かさと比べて、まさに北関東の陽気です。今日は日曜日ですので一番二番のバスはなく、娘に送られて水戸駅へ急ぎましたが、とんだハプニングが持ち上がります。車両事故で上り電車が動きません。いつ動くか皆目分かりません。致し方ありません。切符の払い戻しを受け、とにかく法事は欠席し家へ帰るしかありませんが、これがまた日曜のことで家へのバスはまだ動いておらず喫茶店で時間を潰します。<o:p></o:p>

その間妹に電話を入れると、既に車で姪の家に向っているということです。こちらの状態を説明して法事欠席の事を伝えてよろしくと電話を切りました。そして家にも電話し、何が何だかといった気分で家に帰りました。<o:p></o:p>

家に戻って津波のニュースに釘付けになります。最終的な結論として法事欠席は正解でした。常磐線は今度は津波の襲来のため、全線にわたり運行を見合わせています。他の手段で、例えば東京まで高速バスを利用しても、どんな災難に見舞われるか分かりません。そんなことになったら大ごとです。<o:p></o:p>