愚直にも?定額給付金を振り返っておきます。田中隆之教授の「金融危機にどう立ち向かうか」(ちくま新書)を参考にさせていただきました。括弧書き内は私の意見です。
①一時的な政策であり、減税と違って止める時に増税と取られないメリットがある。90年代の教訓を真摯に受け止めたものとも考えられるとのこと。(河村市長の減税策にはこういうメリットがなく、後発の優位が活かされないていないように見える)
②低額所得者は高額所得者よりも限界消費性向が高く、社会政策的意味合いが強いだけでなく、景気刺激効果は大きい。(景気対策と福祉が連動する流れに日本政治全体でなっていますから、教訓は活かされている)
③規模は不十分で中途半端。しかしながら、今回のような大幅な生産活動の落ち込みに対しては、公共投資など雇用を直接創出する対策が望ましいとされるようになっている。また、投資乗数は減税乗数よりも大きいのだから、公共投資の弊害(事業の必要が無くなってくることは考えるべき)が意識されない環境下では、これはおかしいこととは言えない。(ドンとやれば良かったとまでは言えないということか)
①一時的な政策であり、減税と違って止める時に増税と取られないメリットがある。90年代の教訓を真摯に受け止めたものとも考えられるとのこと。(河村市長の減税策にはこういうメリットがなく、後発の優位が活かされないていないように見える)
②低額所得者は高額所得者よりも限界消費性向が高く、社会政策的意味合いが強いだけでなく、景気刺激効果は大きい。(景気対策と福祉が連動する流れに日本政治全体でなっていますから、教訓は活かされている)
③規模は不十分で中途半端。しかしながら、今回のような大幅な生産活動の落ち込みに対しては、公共投資など雇用を直接創出する対策が望ましいとされるようになっている。また、投資乗数は減税乗数よりも大きいのだから、公共投資の弊害(事業の必要が無くなってくることは考えるべき)が意識されない環境下では、これはおかしいこととは言えない。(ドンとやれば良かったとまでは言えないということか)