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観測にまつわる問題

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何時の間にか収束していた騒動

2018-04-11 18:40:13 | メディア
テレビ・新聞が慌てた「放送法4条騒動」の不毛(東洋経済 2018年04月11日)

>3月中旬以降、多くの新聞・テレビの経営者が「放送法4条の撤廃に反対」を表明し、紙面などを通じて政府を批判する論陣を張った。ところが4月に入って、政府は「具体的な検討を行ったことはない」と応じたことによって騒動は収束した。

何時の間にか終わっていたんですね。「問題」が起きた時はニュースになりますが、問題が終わったことはニュースにならないので、検索するまで気付きませんでした。

週刊誌とかいろいろ書くのでまだやってるのかなと思っていましたよ。ブログ記事書く前に検索したら、なるほどという感じ。ニュース記事に依拠する形なら、記者がその辺はおさえているはずですから、一々検索しませんが(キリがありません)、時事問題を一から書く場合はやはり気をつけなければなりません。

多様なテレビ放送はあっていいと筆者は思っていますが、今回の放送法4条の議論は時期尚早だったかもしれませんね。というのも(ネット上での評価が高い)ニュース女子(筆者はテレビを見ていないので内容はなんとも言えませんが)がコケちゃったじゃないですか。いい番組があるのにテレビ局が邪魔するんだという流れなら、絶対にやらなければならないですが、撤廃した時のポジティブな具体的議論が見えないとは思っていたんですよね。筆者の知らないところで面白い話があったのかもしれませんが、知る由もありません。

政治的中立を厳格適用するならともかく、撤廃したところで偏向報道は止められないというのもあります。

流れが良くない時に動くのは疑問があります。筆者はテレビを見ない人なので、何がいいとか分かりませんけれども、視聴率と格闘しているテレビマンが面白い番組をつくってくれればいいんじゃないかと思います。あまりに酷い番組は何らかの形で批判してフィードバックする必要はあると思いますが(テレビも当然無謬ではありません)、とりあえず自然な流れに期待した方がいい気はしますね。

とりあえずネットは自由ですから、ネットで話題になった番組制作者・制作会社がテレビに引き抜かれるみたいな流れが面白いんじゃないですか。テレビ局だって視聴率がとれる番組は喉から手が出るほどほしいはずです。視聴率至上主義の面白半分で真面目なニュースを扱われたら困ってしまいますが、筆者の知る限りでは左翼が偏向しているという以上の話を聞いたことがありません。粗を探せば寧ろネットの方が多いでしょう。

専門家から見て粗があるのはテレビもそうかもしれませんが、ネットはもっとでしょう。専門家が専門的なニュースを流したところでほとんど誰も見ませんし、視聴者に近いゼネラリストが報道すればどうしても限界はあると思います。でも報道がないよりはマシなはずです。

働き方改革やIT技術の進展でテレビマンも暇ができるかもしれません。そうしたら勉強する暇も出てくると思います。

これは新聞記者かもしれませんが、夜討ち朝駆けとか時代遅れだと思うんですよね。それでチェックするとか言ってあえて失礼な質問で挑発されれば、誰だって怒りますよ。で、挑発した部分は切り取ってニュースにするという。そういうことは止めてほしいような気はしますが、放送法に関しては少なくとも今回はこれで良かったと思います。どんな番組が来るんだろうという期待はあったのですが、そもそもテレビ見てないですから、まぁいいかいう感じです。


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