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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

政治のボランティア化

2010-01-24 10:49:12 | 政治システム・理論
asahi.com 政治 1月23日16時28分 名古屋市長の退職金廃止 河村氏、条例提案する方針
http://www.asahi.com/politics/update/0123/NGY201001220027.html?ref=rss

>河村市長は「(条例で定められた市長の)年収2700万円、4年ごとの退職金4220万円という制度は間違い。私の『年収800万、退職金廃止』を一般的な制度にしたい。政治の場で市民と一緒に大いに議論したい」と述べた。

名古屋市長ほどの地位で年収800万は安すぎでしょう。権力につきものの誘惑もあるでしょうし、それなりの付き合いもあるはずです。河村市長の個性は認めますが、地位に見合ったお金でいいです。退職金も4年間限定の仕事ということを考えれば必要性は高いはずです。基本4年で失職ですよ。よく考えてみるべきでしょう。デザートが豪華な天下り問題とは性格が違うはずです。制度化の必要はないと考えます。

それより重要な日本政治の課題は、政党政治をやることです。庶民のための政治を掲げる河村市長が名古屋市長になれたのは、政党(民主党)のおかげではないか。選挙資金・ノウハウの問題も考えるべきです。政党が庶民の声を代表できる人を選ぶことも考えていいはずです(政策を扱う以上、それなりの勉強・専門も必要だという面もあります)。

政治のボランティア化をやればやるほど、余裕のない庶民は、きっと政治(直接)参加するきっかけを失うだろうということも指摘しておきます。

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