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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

経済の人は経済の基準をお願いします

2009-08-19 07:04:08 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(【09衆院選・経済政策を問う】「似たもの同士選挙」小峰隆夫・法政大大学院教授)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908181955063-n1.htm

>規制改革や財政再建など一段の改革が必要な局面

自民党にはどちらも書いています。そつないです。民主党にはどちらも書いていません。頼りないです。

>『二大政党の下では政策が収れんする』という定理だ。両党の政策はよく似ている。例えば地方主権や官邸強化、高速道路料金も自民党の1000円に対して、民主党は無料化を掲げた。

高速道路料金は自民は補正予算案で。民主は以前からです。二大政党制がどうこうというよりは、政権を担当しようという政党は、ある程度似るというのであれば事実だと思います。政策の良し悪しというのはありますから、論争があれば、近くなるのは必然とも言えるでしょう。むしろ成熟の証拠ではなかろうかと。そうなれば、頑張って差別化していくしか無いと思います。

>政党は選挙民の人気を取るために歳出を増やす政策に走り、増税など歳入の拡大の政策を避け、結果として民主主義のもとでは財政赤字は増えるというものだ。財政再建に関しては両党とも五十歩百歩だ

有り得ない意見です。よくよく公約を見比べてみてください。必要とする財源の額が桁違いです。更にいえば、自民では消費税を上げます。選挙前に選挙で不利とされていることを公約に載せました。これは極めて大きな決断だったと思います。私も嫌々ながら引っ張られたクチですが、政策として必要だったからでしょう。麻生・与謝野の頑張りでした。今は正しい政策と確信していますが、財政再建が気になる人にこれが認められないのは、とても残念です。せめて学者さんには正論を吐いていただかないと。

>家計所得を増やして内需を活性化するというが、日本経済をどう成長させるかという展望に欠けている

家計所得を増やして内需を活性化するというが、将来の増税で、元の木阿弥になると私は思います。常識的に考えてみましょう。民主党の政策は定額給付金の額を上げて恒久的にしたようなものです。今の財政状況などを鑑みれば、狂った政策だと評さざるを得ません。私はこうした与党の指摘に明確に反論できた文章を一度たりとも見たことがありません。反論できないからでしょう。与党と同じ主張は嫌だという人が多いのかもしれませんが、とても残念なことです。

>『似たもの同士選挙』だ。ただ、日本の政治が二大政党に進んでいくのであれば、先の臓器移植法改正で党議拘束をかけなかったように、政党のしばりをなくし個々の政策について各議員が判断できるようにすべきだ。政治そのもののあり方が問われている

今回の自民・民主は似てはいないと言いたいですが、政党のしばりをなくすのも段階的に部分的にやるしかありません。特に政局的な対応で国会運営に終始したのが民主党です。大統領制でもないのでアメリカのようにもいきません。参議院の位置づけも重要です。

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