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観測にまつわる問題

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「九電首脳が辞任しなければ、原発再稼働は難しい」

2011-10-24 00:19:26 | 日記
九電の原発再稼働、経営体制も判断材料…枝野氏(2011年10月23日20時43分 読売新聞

>枝野経済産業相は23日、視察先の神奈川県内で記者団に対し、九州電力の原子力発電所の再稼働を認める場合の判断材料について、「安全性のチェックだけでなく、周辺住民に安心してもらえる経営体制かどうかも重要度の高い要素だ」と述べた。

>玄海原発再稼働を巡るやらせメール問題を受けて九電首脳が辞任しなければ、原発再稼働は難しいとの考えを示した。

正直、即刻枝野氏は辞任して欲しい政府の民間企業への人事介入など言語道断。枝野氏のやっていることは、民間企業に無理矢理役人を送り込む天下りの斡旋とレベル的に大差ない。企業が破綻して国費投入するならまだしも、九電は特に法を犯したわけでもなし、所詮は動員をかけて世論を操ろうとしたに過ぎない。反原発にせいを出している市民運動家の皆様方も何時もやってることだ。九電が事故をおこしたわけでもないし、そもそもこれまでの安全対策基準をクリアしているにも関わらず、新たな基準を提案するわけでもなく、叩きパフォーマンスに走っている政府の方に問題がある。枝野氏は安全性について監督しチェックして安全ならば説明するのが仕事。不安を煽って勝手に止めて根拠も示さず再稼動させないとかのたまいあげくのはてに人事に介入することが仕事と思ってるのか?フザけるにも程がある。

何遍でも言ってやるが、政府の仕事は安全をチェックすることだろうが。それが十分できてなかったから事故は起こってしまった。ならば、教訓は安全のチェックを徹底することでしかない。闇雲に原発を止めてしまうのではなく、さっさと事故を踏まえて新たな安全基準を示すべきだ。そしてそれをクリアしたら再稼動を認める。他に何がある?何やよう分らんストレステストというパフォーマンス(以外の何ものでもない)に走り、でも再稼動は認めませんだと?えらっそうに、ええ加減にせえよということだ。何様のつもりなのか。あげくのはてに「首脳辞任しなければ、再稼動認めません」何処まで頭に乗れば気が済むのか、イライラしてしょうがない。

鬼の首を取ったように世論偽装が許せないと言うが、第一、九電は本当に世論を偽装したのか?地元民は基本的に原発が無くなったら困るというのが基本スタンス。事故が起こったら困るから安全対策はしてほしいというのはあろうが、さして九電サイドと乖離しているとは思えない(例えば「震災でわかった!本当に危ない不動産」宝島社 96p~101p)。結局のところ大騒ぎしているのは(民主党に近い)反原発運動の皆様方に過ぎない。不安って誰の不安なのか?住民の不安じゃなくて、民主党のみなさんの不安だろう?

一番大事な安全基準を碌に示しもせず(ストレステストって何で、何時になったら再稼動する?)、住民そっちのけで、支持者向けの俺達悪の帝国電力会社と戦ってますパフォーマンスに走る。何時まで野党をやるつもりなのか。「不祥事っぽいぞ、叩け~」ってか。アホか。野に下ってからやれ。