観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

反対の理由は後付け

2009-07-09 09:25:45 | 護憲勢力と仲間達
争点は新銀行・築地移転・五輪…都議選(読売新聞) - goo ニュース

新銀行東京に関してですが、設立時に民主党が賛成していることが書かれていないことが残念です。ここは重要ポイントで、新銀行東京の設立に関して、民主党都議は見識を示せていませんし、責任はあるということです。追加出資の是非に関して言えば、新銀行東京の設立の趣旨に賛同か否かで結論も変わってくるでしょう。ここでも民主党が責任を感じて反省した様子はありませんので、なんとも判断し難いものがあります。追加出資に反対した理由が「都民の税金がさらに毀損することのないよう」(民主党関連HP)ですから、そんな憶測で判断していいのですかという気がします。また、「例えば、400億円があれば、中小企業への緊急保証で1%の利子軽減が可能です。 」(民主党関連HP)との表記がありますけど、出来もしないことを言う癖はどうにかならないのかとしか思えません。設立に賛成して追加出資に反対し実現するなら、自身の責任で多くの企業が潰れることに関して、意見があって良さそうなものです。

築地市場移転問題は、「徹底した浄化対策などを前提に移転を容認している」自公に対し、「安全性が確認されていない」と反対の理由になっていません。徹底した浄化対策が行われるならば、安全性は確認されたということになりますよね。

ホンジュラス情勢

2009-07-09 06:45:27 | 政策関連メモ
asahi.com 国際 7月8日12時11分 ホンジュラスの「新旧」政権、事態収束に向け協議へ
http://www.asahi.com/international/update/0708/TKY200907080111.html?ref=rss

どうなるかと思ってましたが、事態収束の可能性が出てきたことは歓迎したいです。

>セラヤ大統領は同日のラジオでは、大統領復帰については「交渉の余地はない」と主張。協議は「クーデターの首謀者らを退場させるためだ」と強調した。

原状回復一本槍であれば、協議が纏まるはずはありません。追放されて国際問題に発展すると、相手の大義名分に配慮しなければ、解決は容易ではありません。

asahi.com 国際 6月29日1時11分 ホンジュラスで軍が大統領拘束 憲法改正めぐり対立
http://www.asahi.com/international/update/0629/TKY200906280234.html?ref=rss

>ホンジュラスでは大統領は再選が禁じられており、セラヤ氏は改憲して再選へ道を開くため、制憲議会を招集することの賛否を問う国民投票を計画。政府機関や最高裁などが反対していた。投票箱の回収と管理を命じられた軍も公然と反対。セラヤ氏は25日、軍トップのバスケス参謀総長を解任していた。

民主主義のルール上はセラヤ大統領のやり方に瑕疵はないと思いますが、この問題に限って言えば、国民投票で改憲出来るなら、選挙で再選出来るとも考えられ、事実上憲法の規定が無効になるのではないかという疑いがあると思います。また、オバマ大統領・OASが硬く対応していることもあり、クーデターが広がらないようブレーキはかかっているとも考えられます。