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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

重要かつ険悪

2017-12-30 13:47:12 | 日記
最終的かつ不可逆な合意を守ってもらうことが絶対条件ですが、筆者が日韓関係改善を考えていない訳ではありません

異常に難しいようにも思える日韓関係改善ですが、関係改善のヒントは韓国の歴史にあると思います。韓国の大統領で親日派と言われれば、どちらかと言えば保守派で、その経歴から朴正煕大統領が挙げられることが多いような気がしますが、ここでは取り上げません。大体が娘がああなってタイミングが非常に悪い訳です。娘の1000年恨みます発言もありましたし、それほどは親日派でないようにも見えます。朴槿恵大統領の妹朴槿令は日本人から見ていい人にも見えますし、親子揃って最終的かつ不可逆な合意で納得したのですから、韓国人から見たら親日派なのかもしれませんが、日本人からしたら特に姉は首をひねるところがあります。親も韓国出身の日本評論家である呉善花さんが反日イデオロギーが教育の中で国民に教えられたとしていますね。まぁ実際のところは良く分かりませんが、韓国とはよほど日本に敵対意識がある国のように思えます。韓国にしたら併合を言いたいんでしょうし、理解できるところもありますが、時計を撒き戻せる訳ではありません。

そういう訳で注目するのは左派の金大中(ウィキペディア)大統領です。文在寅大統領は金大中大統領と深い縁があって、>盧武鉉の死後、自身の死去(2009年8月18日)の約2ヶ月前に、文在寅、朴智元、丁世均、安熙正らを呼び、「必ず政権交代を果たしてほしい。私は年老いて病気で先が長くない。あなたたちがしなければならない」と言い遺していた。この金大中の「遺言」を受けて文在寅は政界入りを決意し、8年後の2017年5月9日の大統領選挙に当選して第19代大統領に就任した。・・・ということのようです。>盧武鉉、江沢民のように強固な反日姿勢はとっておらず、二度命を救われている日本に対しても寛容な立場で、潜在的親日派とされているが、国の事情により、親日に踏み込んだ発言まではしなかった。>1998年の来日に先立って、政府として天皇を表す「日王」の呼称を取り止め、「天皇」を使用することを公式に宣言。また、来日前から「過去の清算」に強い意欲を持っていたとされる。皇居での晩餐会での天皇の言葉に対する答辞では、植民地支配など過去の歴史の傷には触れなかった。愛子内親王の誕生に際しては「皇室と国民が待ちこがれた皇孫が誕生した事を、韓国国民とともに心よりお祝いします。皇室がこの度の慶事を機に、一層繁栄することを確信します」との祝電を送った。また、金は日本の常任理事国入りに対する韓国国内の支持を求めていた。>映画や音楽などの日本文化を受容することも表明。・・・ということですから、日本に友好的な部類の大統領だったことは間違いないでしょう。ただし>最も良好な時代でさえ産経新聞の黒田勝弘・ソウル駐在客員論説委員は「教科書問題について小渕総理との間で過去は清算したと述べていたにも関わらず、日本で保守系の教科書(新しい歴史教科書をつくる会)が検定に通ると35項目の修正要求をしてきた」と韓国の動くゴールポストは変わっていないと批判している。・・・ということですから、どうしても歴史は言いたくなるようですね。ユネスコの時の韓国もそうでしたが、日本の「歴史問題」は韓国の勘違いが多いような気はしますが、中々厄介な問題かもしれません。歴史で世論を煽らない大統領が現れてくれればいいのですが、遠い未来のようです。

金大中大統領が日本に対して比較的友好的な態度をとったのは、日米両国に滞在して民主化運動を戦った経歴があるかもしれません。日本ではKCIAの暗殺事件もあって、反発の気持ちが無くもなかったようですが、日本が無かったら自身がどうなっていたか分からない訳で感謝の気持ちはあったのでしょう。韓国はスワップ要請したり、平昌五輪の出席を促したり、時々日本を動かすことを試みますが、不思議なのは日本人から見て一方的に自身に有利な交渉を大っぴらにすることです。ふっかけ交渉術かもしれませんが、そういうのは交渉の場でやるものであって、いきなりどド~ンと自身に有利な交渉をブチ上げられると、日本人はわりとウンザリする生き物だと思います。日本に対しては頭が下げられなく頭を下げさせたい民族のように見えますが、困ったものですね。そういうところだと思うんですが。いずれにせよ、韓国にとっての日本の重要性が理解できればいいんですが、 文在寅大統領も中々難しいのかもしれません。本人が日韓関係改善に積極的なのは、金大中大統領を意識しているのかもしれないとは思いますが、一方的な思い入れのようにも見えます。いずれにせよ、日韓関係改善を意識するならば、こういうことは考えざるを得ません。

ただし、あまり今金大中を連呼するのも勿論どうかです。やはり親北ですからね。一致して北に圧力をかけなければならない時に、親北的行動は困りますね。その他いろいろ粗を探せば結構多い印象もありますが、「両国は戦略的な利益を共有する最も重要な隣国であり、関係を改善していきたいと思っている」(安倍首相)ということですから、何とか改善に向かえばいいだろうと思っています。それもこれもゴールポストを動かす韓国の行動で台無しになっている印象もありますが、何とも困ったものです。いざ有事に邦人救出を米国に頼らなければならないとか、共通の問題(拉致問題は韓国にもあるとされます)で手を携えることができないとかそういう状況を野放しにするべきではないんだろうと思いますが、中々難しいところだと思います。とにかくまずはゴールポストを動かさないことでしょう。幾度と無く問題は指摘していますが、互いにエスカレーションするとマネジメント不能になりますから、ある程度冷却していくことが大事なんでしょうね。北の同族のミサイル発射みたいなもので、準備を怠らず淡々と対応するしかないのかもしれません。さすがに最終的な破局を迎えると日本もタダでは済みません。金持ち喧嘩せず。挑発がイラつくのは十分分かりますが(笑)。

#ゴールポストを動かさないで

2017-12-30 13:15:27 | 日記
慰安婦合意に関する文政権の態度に関する日本側の反応は概ね「約束を守ってほしい」だったと思います(「慰安婦合意 約束」で検索すると約 4,200,000 件Hitします。日本人の心にはこうした言葉が響くんでしょう。

これに対して韓国は「解決しない」とか「約束したから動かないということでは」みたいな反応ではなかったでしょうか?経緯をあまり知らない第三者などから見ると意外に頑なな日本に見えて日本人が思っているほど国際世論の共感を得られないかもしれません。これだと日本がワルに見えなくもないのでしょうか?さすがに被害者になる名人と言われるだけはあります。

でもそれもおかしな話です。日本からすれば歴史問題は韓国がゴールポストを動かしてきた経緯があるのであって、それを踏まえて最終的な合意を結んだ訳で、そこを引っくり返されたら堪りません。こうした文脈が端的に分かるフレーズが「#ゴールポストを動かさないで」です。詐欺師(失礼)なれしてない日本人が誣告の国と外交を張り合うのは100年早かったかもしれません。「慰安婦合意 ゴールポスト」で検索すると、約 151,000 件しかHitせず、事の本質を表現しようという意志が薄いようにも思えます。ことは外交ですから、オーディエンスは日本ではなく、韓国を含む国際社会だと思います。

朝日の社説「(社説)日韓合意 順守こそ賢明な外交だ」2017年12月28日05時00分を見ると、一見何か悪いもの食った?という印象ですが、最終で検索しても不可逆で検索しても一件もひっかからず文脈が分からないようになっています。読売・日経・産経の社説や主張では、特に強調されていないにしても「最終的かつ不可逆」の文言が入っています。我々はそこを言いたい訳ですから、当たり前と言えば当たり前ですが、当たり前じゃないのが朝日でしょうか?朝日にしてみれば、日韓基本条約が想起される「最終的かつ不可逆」を避けたいんでしょうが、そこを避けると事の本質が良く分からなくなります。何処の国の新聞か?と言われるだけのことがあります。

「9条2項」改正派に誤解はない。自衛隊は現状でも「軍隊」として十分には侵略に対処できない。

2017-12-30 07:15:15 | 日記
「9条2項」改正派に誤解ないか 自衛隊は現状でも「軍隊」として侵略に対処できるが… 国士舘大学特任教授・日本大学名誉教授・百地章(産経ニュース 2017.12.26 11:00)

自衛隊の方には申し訳ありませんが、北朝鮮のミサイルが着弾しても、アメリカに「よろしくおねがいします」で給油ぐらいしかやることがない自衛隊に地位と名誉は早いような気がします。半島有事に邦人救出の仕事もできません。自衛隊に期待するからこそ、ここで満足してほしくないが本音です。

百地氏は防衛出動すれば自衛隊がネガティブリストの軍隊として動けるかのように書いてきますが、それも違うようです。自民党の佐藤正久議員によると(「ヒゲの隊長に聞いてみよう!」第2弾 ~平和安全法制QA~ 自民党HP)、自衛隊は警察予備隊として発足しており、>自衛隊は憲法上の関係で、ポジティブリストの延長でしか動くことができないという縛りがあります。>国民の合意を得て、自衛隊を軍隊というものに位置付けをすることができれば、その時に初めて正式にポジティブリストからネガティブリストに、それ以外はいいですよという形になるかもしれません。ただ、現場の方では、武器使用についてはできるだけ分かりやすくするために、ネガティブリストに近づくような形で努力はしておりますが、元々の法律が警察の発想から来ていますから、なかなかそこまでは行っていないという課題があります。・・・ということですから、現状で防衛出動命令が下された場合にも、法的に軍隊として行動できるという認識が誤りだということになるでしょう。3項追加案は一歩前進だとは思いますが、現状の自衛隊を認めるだけということですから、軍隊としての位置づけにならず、防衛出動の場合でもネガティブリストでは十分動けないということになると思います。自衛隊明記案じゃなくて国防軍明記案とかならちょっと違うかもしれませんが、そうは言われていません。百地氏は現状でもネガティブリストで動けると誤解しているようですから、自衛隊明記でも有事に軍隊として侵略に対処することが可能という主張も誤解だと考えられます。国際的評価が高い自衛隊の能力を軽く見るつもりもありませんが、普通に言われてきた通り、有事の際も自衛隊には法的リスクがあるのであって、普通じゃないことを言っている百地氏が勘違いしているのでしょう。また「武力行使に際しては、国際の法規及び慣例によるべき場合にあつては」と自衛隊法に明記されてますので、防衛出動時においてもネガティブリストに近づけた軍隊として動けない場面があるように思いますが、法的にはその辺が良く分からない感じになっています。

交戦権否認について誤解している人は筆者は見たことないですが、憲法9条2項に「国の交戦権は、これを認めない」と書いていることは事実です。自衛隊法があって防衛出動できるのですから、現状で一種の戦争ができるのは自明ですが、直感的に分かりにくいのは否めません。ゆえに憲法学者が7割違憲と言ってしまうのでしょう。国民一般に自衛隊の地位を分かり易くするためには2項削除の方が素直なのは明らかです。そういう文脈で9条2項の交戦権に触れた人はいるかもしれませんが、よもや今更自衛隊を否定するかのような言説を吐く人はガチガチの左派しかいないと思います。

領域警備規定と言いますと、筆者などは民主党が提出した領域警備法が想起され寒気がしてしまうのですが(警備活動に国会の承認が必要です)、百地さんがどういう案を考えているかは良く分かりません。分かりませんが、防衛命令が下されたところで、自衛隊に法的リスクがある対応しかできない(通常の軍隊と同じようには行動できない)のは明らかですから、そもそも前提が間違っていると考えられます。自衛隊が領域を警備するという考え方は有り得てもいいと思いますが、現状では一義的に海上保安庁や警察庁が微妙な事例に対応して対処できない場合、自衛隊が対応するということになっています。治安出動で対応できない場合は防衛出動がなされるでしょうから、完璧ではないにしろ、そう問題もないように思えます。最初から防衛出動やそれに準ずる警備をするという考え方は有り得るのかもしれませんが、特に海上は海保が対応して海自がサポートするというやり方で体制が整っていますから、大きく変える理由が見えにくいところです。例えば尖閣でも最初から軍艦が来たら海自が出るんだと思いますが、漁船・工作船の類は海保が対応しています(海自との連携はあるようです)。これを海自の仕事にするとなると、人とお金の問題が大変じゃないですか?陸上に関しては筆者は最初から自衛隊の出動を考えてもいいのではないかと思いますが、それはそもそもゲリラというのは軍隊だからです。民間人に偽装したところで軍隊は軍隊ですから強力な銃を持っている相手にピストルで対抗する訳にはいきません。警察には機動隊がありますから、機動隊で対処できるならまず機動隊でいいかもしれませんが、軍事上の理由でそれでも無理なら最初から自衛隊が対処することを考えなければならないはずです。ただその辺も政府内部で話し合われているとは思いますが、如何せん北朝鮮有事を想定した時、100%必敗する特攻攻撃を北朝鮮がするリスクはそれほど高くないと考えられます。慢心は禁物ですが、やはり韓国が間にあることは大きいはずです。優先順位が高いのはミサイル対応やサイバー攻撃対応かと筆者は思います。そう考えた時(ミサイルが着弾した時)、矛の役割の米軍に全てを頼む現状に筆者は疑問を持っています。ともあれ軍事上の理由で(軍艦が来たら一目で分かりますから)、海上はまず海保の現状で構わないように筆者には思えます。工作船が事実上軍隊では?と言われればその通りでしょうが、これまで海保は工作船を撃退した実績がありはするんですよね。漁船に偽装するとして、漁船を最初から海自が対応するのか?という問題もあります。ですから、北朝鮮有事で武装ゲリラを想定した時、警察が対応するのかそれで大丈夫なのかという議論は必要だし政府が何も対応していないということはないんじゃないかと思いますが、その辺は残念ながら筆者の力量不足で良く分からない感じです。北朝鮮の民間人は弱くそれほど武装していないのではないかと思いますが、武装しているとしても、これは警察で対応可能と考えられます。結局問題は北朝鮮兵士という武装ゲリラの存在でこれを相手にするのは本来は自衛隊になるとは思います。区別がつきにくいことが問題ですが、連携して対応するんでしょう。

かと言って、別に3項追加案に反対する訳ではありません。法的リスクを無くすことには意義は小さくないですし、安保法制を通したばかりで新しい法案をつくるのはどうかという政調会長の意見も無視できません。反対論が根強い公明党さんに配慮したのが加憲案というのもあります。9条2項削除案の法が好みですが、実現可能性に疑問符がつくことは否めません。まあでも自民党が議論しましょうと言っているのですから、議論したらいいと思います。公明党さんやリベラル派の反対や国民投票をどう考えるかですが、自民党は文民統制をもっと明確化することを考えているようです。筆者もこの辺の問題は関心があって、いずれ考察したいと思いますが、いずれにせよ、こうした先の大戦の反省に基づくブレーキをセットにすることで、反対論を説得できるかもしれないと思っています。


12月27日日記

2017-12-27 14:52:43 | 日記
本を買ってきました。何時ものようにNewsweekを買って(まぁいろいろ言われているようですが、日本語で簡単に国際情勢を知ろうとすると他に選択肢はありません。フォーリンアフェアーズの質が高いのは知っていますが、あれは論文集で単に国際ニュースを知る用途には使えず、本屋で中身を見て買うこともできません)、マスコミ関連の本をチェックして2冊選びました(これが目的です。朝日社説のチェックを始めたことで、よりマスコミに関心が出てきたと思ってください)。戦後日本のメディアと原子力問題(ミネルヴァ書房)と調査報道実践マニュアル(旬報社)です。前者は筆者が関心が深い原発問題と報道の組み合わせがいいと思いました。マスコミ関連本は左翼色が強い場合もありますが、比較的中立的な印象です(例えば美味しんぼの問題を取り上げた論文では、美味しんぼの側を特に擁護せず、反対した側も擁護しないというスタンスです)。後者は左翼本と思いますが、筆者の場合、海外左翼はそれほど気にしていません。これは政府の立場にたってみると、左翼政権とつきあうことになることは幾らでもあることから来ています。左翼だからエンガチョみたいな姿勢でリアルポリティクスができる可能性はゼロパーセントだと思います。国内左翼は事情も良く分かりますし、極力相手にしませんけどね。筆者はマスコミの作法も知りませんし、単なるブログ書きとは言え、フェイクニュースを量産する訳にもいきません。勉強も必要でしょう。当然ですが、別に左翼になるつもりはありません(書いておかないと勝手に早とちりして喚く人が出てくるのが日本です)。左翼の方はあるいは保守に本を読んでもらいたくないかもしれませんが(知りませんよ?)、普通に売っているものを買うなと言われても意味不明ですね。よほど変な行為をされない限り、誰であっても客は客のはずです。筆者も左翼が荒らしたら直ぐに荒らし認定するつもりですが、見る分にはどなたが見ても構わないと思っています。これも当たり前の姿勢だと思っています。

次に買ったのはレーガン本2冊。これはNewsweekをパラ見して、税制改革案は通ったが、支持率は上がってないという記事を見て、何かトランプ政権がもっとアメリカ人に支持される方法は無いかなと考えた結果です。勿論他所の国の問題ですし、アメリカを知らない筆者に何ができる訳でもないのですが、あるいは保守政権で評価の高いレーガン大統領を知れば、糸口が見つかるかもしれないと思いました。別に海外左翼と戦う気はありませんけれども、やはりアメリカの政権が安定しないと実際問題こっちが困る訳です。どうだか知りませんけれども、支持率低いと戦争おっぱじめるとか言う人いますよね。筆者も保守派を自認していますから、レーガン大統領を知ることが無駄になることはありません。買った本はレーガン(中公新書)とレーガンとサッチャー(新潮選書)です。サッチャーも保守派で評価が高いアイコンですね。

加計学園に決まったことは安倍政権の方針通り

2017-12-25 18:13:51 | 日記
森友・加計問題の著書巡り文芸評論家らを提訴 朝日新聞(朝日新聞 2017年12月25日16時18分)

>朝日新聞社は25日、文芸評論家・小川栄太郎氏の著書「徹底検証『森友・加計事件』 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」が、事実に基づかない内容で本社の名誉や信用を著しく傷つけたとして、小川氏と出版元の飛鳥新社に5千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。

>加計学園の獣医学部新設問題で、朝日新聞は5月17日付朝刊1面(東京本社14版)「新学部『総理の意向』 文科省に記録文書」など、一連の文書の存在とともに取材で判明した事実、国会審議などをその都度詳細に報じてきた。行政の公平性が損なわれた恐れはなかったか、という視点からだ。

四国は獣医学部の空白域です。その点で大阪府立大学がある関西の京都産業大学に対して優位性があったということでしょう。 そもそも獣医学部の新設の話は東西の偏在の問題の解消から出てきています。ですから、より偏在が解消できる方が選ばれたことは妥当だと考えられます。関西と四国を比べると(面積もそうですが特に人口比で)圧倒的に関西の方が大きいので関西2で四国0でもあるいは妥当に思えるかもしれません。しかしながら畜産は特に関西では盛んでなく、2対0にするぐらいなら1対1の方がベターだと考えられます。犬猫病院獣医師数を比較すると、関西より四国の方が遅れていることは明らかです。特に京都は関西の中でも充実しており、 逆に愛媛は四国の中でも遅れています。香川県の獣医師の息子議員が獣医学部設置に否定的でしたが、香川は四国の中では犬猫病院獣医師数が充実しています。※犬猫病院獣医師数(都道府県別統計とランキングで見る県民性 2013-11-20)

偏在を解消するか逆に集中させるか議論はあっていいと思います。ですが、安倍政権は地方創生を掲げ、大学の都心回帰を抑制しました。加計学園を選んだことはこうした安倍政権の方針に合致するもので、誤解を招いたのは首相も認める通りですが、何ら不審なところはありません。

大学の偏在を解消することの意義はあります。勿論就職先は別の県に行く方が多数派なんでしょうが、大学のあるところに定着する人もいる訳で、大学という箱があるから、大学のある地域が活性化する側面があることは否定できないと思います。ですから、地方はお金を出してでも大学の誘致に必死になる訳です。勿論採算の合わない大学に公金をつぎこむことに批判が有り得るのは当然です。ですが加計問題を見る限りその手の批判をあまり見ることはありませんでした。本質を外した揚げ足取りの批判のように見えます。

また、加計問題を追及したマスコミが追及されることも当然です。北朝鮮問題を筆頭に国民のために取り上げなければならないテーマを放り出し、加計問題のような硬派でない言わばくだらない「問題」をマスコミは延々と取り上げました。これは政治のワイドショー化と言えます。ワイドショーの方があるいは硬派なテーマより面白いと感じる人が多いのかもしれません。ですが、政治が目先の面白いことばかりを追及するのは疑問でしょう。 飢えたならず者の嫉妬をあまりにも軽視していないでしょうか?とるに足らないテーマを追及し、ミサイルの乱射や核拡散といった深刻な問題がおざなりになるようでは、いずれ日本は足元を掬われ深刻なダメージを受けかねません。福島の手痛い失敗も深刻なテーマを避けてきたことと無縁でないように思えます。あげくゼロにしようという極論に傾いてしまいます。獣医学部新設が加計に決まったことは、安倍政権の方針に合致するものと思いますが、仮にそうでないとしても如何ほどの問題があるでしょうか?

大体が朝日がそれほど公平性に関心があるなら、獣医学部の新設を獣医師会が暗躍して潰してきたこと、獣医学部が偏在していること、定員が水増しされ誤魔化されてきたことに着目すべきでしょう。朝日は「角度をつける」発言で批判の声があります。一切角度がない不偏不党中立の見方というのはないんだろうと思いますし、議論を活性化させるためには対立軸というのは必要だろうと理解はします。でも「角度をつける」ためにファクトを捻じ曲げるようでは報道する資格はありません。大体が「角度をつける」朝日が公平な報道ができるか疑問でしょう。公平な見方を維持しながら、「角度をつける」のは困難なのであって、朝日は加計問題で大きく失敗したように思えます。

小川氏には申し訳ありませんが、客観的に見て、朝日が総理の意向を勝手に推し量っていることと、小川氏が朝日の意向を勝手に推し量っていることと如何ほど違いがあるでしょうか?天下の大新聞が批判されたら5000万の損害賠償を個人に求めるようではおちおちマスコミ批判もできなくなります。 朝日は安倍首相の関与を立証できた訳ではありません。疑惑を追及しただけです。小川氏も疑惑を追及しただけのように見えます。小川氏がアウトなら立証できずにただただ疑惑を追及して政権にダメージを与えた朝日もアウトだということになります。それも先にやったのは朝日で小川氏が何も無いところから今回朝日を批判した訳ではありません。政権が程度問題はあるでしょうが、マスコミからの批判を甘受しているように(たまに首相はキレますが)、 マスコミも評論家の批判ぐらい受け流さずにどうするんですか?朝日に安倍首相の言葉「鍛えていただいてありがとう」を噛みしめてもらいたいと思います。朝日もまだまですね。大新聞が評論家に5000万求めるような訴えは止めたらどうですか?弱いものイジメが好きなんですかね?

※筆者のツイッター投稿を再録して纏めた記事

追記:朝日の抗議文に対する小川榮太郎氏の見解は月刊Hanada2月号にも載ってますね。これは自身に対する訴訟を踏まえたものではないと思いますが、後から来た朝日の訴訟における主張と比較しても小川氏の主張に分があると考えられます。気になる方はご自身で両者を比較しても良いでしょう。筆者も機会があれば、この論争に関して更に取り上げます。

アメリカ人研究者が韓国の第一級史料「日省録」で発見した(独島の前身)于山島=(竹島の側の小島)竹嶼の記述

2017-12-23 14:09:29 | 日記
「みずきの女子知韓宣言 2017年12月23日12:00【韓国の反応】「慰安婦資料の登載を阻止した日本、ユネスコに保留していた分担金380億ウォンを支給する方針へ」→韓国人発狂」を見ていて思ったのですが、何か慰安婦資料の登録を阻止した日本に対して韓国国民はほぼ一致して日本を批判し、その中で日本が歴史を直視しないを連呼していますね・・・。日本から見れば史料を見ていないのは明らかに韓国ですから、「何を言ってるんだこいつら?正気か?」と思ってしまう訳で、ため息しかでない訳ですが、韓国が北朝鮮と一緒になって(一応GDPは世界11位です)日本が孤塁に近い感じになるのを避けたいので、何とかならないか考えている次第ですが、これまでの経緯から言って、韓国で歴史を直視する勢力は親日派のレッテルを貼られてどうにもならないようです。

日本人から見ると、「韓国の歴史なんて」というステレオタイプがあって当たっている部分もあると思いますが、韓国人が歴史を直視できるようになったら日本の国益だと考えて、何とかならないか考えてみようと思います。世界の記憶の一覧(ウィキペディア)を見ると結構韓国の史料があることに気付きます。どうも朝鮮王朝実録の評価が高い感じで、じゃあそこに書いていることなら、事実と認めるんだな?と思いました。いずれ使えるか確認したいと思いますが、本日取り上げるのは日省録(ウィキペディア)です。

>日本と韓国の双方が領有権を主張する竹島(韓国名、独島)をめぐって、韓国側が竹島(独島)の旧称であると主張する「于山島」が、現在の鬱陵島の北東に隣接する竹嶼であることを示す記述が、日省録で確認されている。確認したのは、韓国国内で竹島問題を研究するアメリカ人のゲーリー・ビーバーズで、2007年、このことをインターネット上で発表した。これによれば、『日省録』1807年の記述に、鬱陵島周辺を踏査した官吏の報告として「北有于山島周回為二三里許(「于山島あり。周回二・三里(一周、800から1200m)ばかりとなす。南、都庄仇味に至る」)」すなわち、鬱陵島の北に「于山島」があり、その周囲は2、3里(韓国里で800メートルないし1,200メートル)で、竹島のように二島で構成されるものではないというもので、これに相当するのは竹島(独島)ではなく竹嶼であり、古地図だけではなく文献上もそのことが確かめられた意味合いがある。

はい、論破。筆者もアメリカ人研究者の研究がウィキペディアにのっているのをちょちょいでコピペしただけですが、日省録とは韓国が重視している(らしい)世界の記憶遺産に登録している李朝後期の国王の動静や国政運営全般の詳細を知ることのできる第一級の史料ですが、韓国が言う独島の前身于山島は韓国と世界が認める第一級史料から竹嶼(竹島と混同しがちでややこしいですが、鬱陵島の側の島です)と明らかになりました。これは日本人も指摘してきた既知の事実ですが、日本が言うと「右翼ニダ。妄言ニダ」で無効化され、韓国人が類似のことを言うと「親日派ニダ」で無効化されてきた経緯があります(金完燮氏が日本で「親日派のための弁明」を出版したのが15年前で、当時筆者は韓国にもこんな人がいるのかと思いましたが、彼は逮捕され出国禁止処分になっているようです。親日派叩きが過ぎてちょっとでも日本に都合がいいように見えることはどれほど事実を含んでいても韓国では潰されてきたんですよね)。アメリカ人が韓国史料を用いたならいいんですかね?何処まで現実逃避できるか見ものです。

まぁ于山島=竹嶼の記述も于山島が何処にも見つからないがゆえの後付で適当な島を見繕って指定しただけというのが真相だと思いますが(古地図や古い時代の歴史が好きな人は人間とは(古い時代には)幻の島や幻の国の記録を残してきた生き物だと知っています。そういう冒険に関係する話は嫌いではないんですけどね)、何処まで頑張れるかな(笑)。客観的な事実認定で韓国人に負ける気は微塵もしないですね。せいぜい無駄な努力を頑張ればいいと思います。

韓国人の謎とゲッペルスの言葉

2017-12-23 12:17:11 | 日記
21日の厳選韓国情報と保守速報で「ジョンイジョプキ(韓国折り紙)、テコンドーと協力して海外進出へ 「日本の空手とオリガミを制圧」」(保守速報)という記事があがっています。韓国が起源説を主張するのは何時ものことですが、今回はちょっと気になったことがありますので、記事にします。(ソース:NAVER※韓国語)

何が気になったかと言うと、この誇らしげなドヤ顔です。テコンドーも空手がルーツと言われますが、先にオリンピック種目になって誇らしいのだろうというのはまだ分かります。問題にしたいのは折り紙ですが、これは先日も韓国が折り紙の起源を主張しているというニュースが日本でも流れて(少なくともネットでは)、例えば韓国折り紙協会の雑誌がKorean Origami Magazineであるように(※origami=折り紙は日本語)、何で韓国起源だと思った?というレベルの話で嘲笑されたと思うのですが、続いてこんな誇らしげな写真を撮って国内で流してしまいました。韓国は日本の情報を可愛そうなぐらい良く見ているとも言われます(未確認)。知らないならまだ分かりますが、多分日本の主張は知っている人は知っているでしょうから、恐らく日本起源だと知った上でのこのドヤ顔(所長と理事長です)だと思うのですが、この辺が韓国人の分からないところで不気味なところです。文大統領のニコニコ顔にも通じるところがありますね。

日本人だったら、自分達が起源じゃないと知ったら、恥ずかしい思いをするのは嫌ですから、即座にそんな主張をするのを止めて引くと思います。日本でも昔は(筆者が子供の頃やもっと若かった頃には)無理やりな起源主張の類の本があって、結構書店に置いていたものですが、今では随分その手の本・主張は減ったと思います。捏造すること自体困ったものですが、バレバレでも捏造を押し通そうとするのがウリジナルかなと思いますね。

「嘘も100回言えば真実になる」とは一般的にプロパガンダの天才ナチス・ドイツの宣伝大臣ゲッペルスの言葉として知られるようですが、実際には真逆のことを言ったようです(「優れたプロパガンダは嘘をつく必要がない。むしろ嘘をついてはいけない。真実を恐れる必要はないのだ。大衆は真実を受け入れることが出来ないというのは誤りだ。彼らにはできる。大事なことは大衆が理解しやすいようにプレゼンテーションしてやることだ」「政治家は時には不人気な政策を実行しなければならない。しかし不人気な政策は入念に準備し、大衆を納得させてから実行しなければならない。なぜならばそれによって一番被害を受けるのは彼らだからだ。彼らにはなぜそうしなければならないのかを知る権利がある」「プロパガンダの役割はここにある。国民を啓蒙し、政策実行の地ならしをする。そうすると不人気な政策もやがて評価を得るようになり、国民の断固とした支持の下、政府は難しい決定を下し、実行できるようになるのだ」ヨーゼフ・ゲッベルスが警告したこと〜プロパガンダの天才が危惧した未来〜 2017.04.20 知識と実践と真実と 〜知行合一〜)。

起源主張という嘘拡散が好きなのも困りものですが、慰安婦問題など歴史問題における韓国の誣告戦術というかイガンチル(悪口)拡散戦術は、あまり先があるようには見えません。所詮は誣告罪が異常に多い国ですし、最終的かつ完全な合意も引っくり返して恥じない国です。対応が遅れたのは否めませんが、いずれは日本が勝つのではないかと思えてきました。

【韓国】クリスマスツリーの実際のモデルは済州の「チョウセンシラベ」(保守速報 2017年12月23日07:00)という記事もありますね。申し訳ありませんが、クリスマスツリーの起源が韓国だなんて記事、読む気にもなれません。ソースは東亜サイエンスというところだそうです。

日本には恥という概念があって、いいところも悪いところもあるかもしれませんが、韓国にはそういう概念がないんでしょうか?恥でも罪でも何でもいいのですが、剽窃が問題だと認識する道徳律がないのであれば、この民族に何か教えることは損にしかならないということになります。金と労力をかけて開発した高級イチゴとかもパクられてますしね(日本から見れば中国も似たようなものですが、中国は昔は教えてやったと思っているでしょうか?韓国も同じことを思っているかもしれませんが、韓国から文物を輸入した記録は日本にそれほどありません。いずれにせよ、大昔の話を現在持ち出されるのは困ります)。技術系は韓国人を排除しなければならないんでしょうか?ノーベル賞がとれないのもむべなるかな。

しかし韓国人も大切にするメンツって恥と関わりがあるんじゃないですかねぇ?幾ら韓国人でも嘘をバラされて平気であるはずがないと思うのですが、良く分かりません。メンツを重視しすぎてバラす方が悪であるという認識なのでしょうか?あるいは本気で韓国が起源であると思いこんでいて事実が認識できないのでしょうか?国内で嘘を吐く分にはバレないしその方が得だと見切っているのでしょうか?だとしたら(国内世論さえ上手くいけば外交などどうなってもよく、全ては外国のせいになるんでしょうか?)、韓国には外交ができないということになると思いますし、慰安婦像を外国でおったてていることが分からなくなります(あるいは慰安婦問題における自分達の主張が正しく日本が間違っていると信じているから、何かがバレることはないと思っているのかもしれません)。謎が多い民族です。

沖縄に関する無知は差別の気持ちから来るものではありません

2017-12-22 16:32:33 | 日記
(社説)沖縄への中傷 苦難の歴史に理解欠く(朝日 2017年12月22日05時00分)

>米軍ヘリの窓が校庭に落ちてきた普天間第二小学校に「やらせだ」「仕方ないだろう」などと、中傷・揶揄(やゆ)する電話が30件以上寄せられている。

普天間小学校に心無い中傷や揶揄の電話があったとしたら残念ですね。ただ、この電話の主というのも正体不明でしょう。大新聞が社説で紹介する以上、朝日はちゃんと取材したんでしょうかね?というのも、これに先立つ保育園の事件の方が自演だと指摘されているからです。保育園の事件が自演であるならば、続く事件も疑ってしまうのは当然の心理だと思います。

>今月初め、ヘリの部品が園舎屋上で見つかった同じ宜野湾市の保育園にも「自作自演だ」などの攻撃が相次ぐ。

保育園の牧師は反基地活動家で(そのことに関するご自身の説明はないようです)、部品が落下したらそんな「被害」では済まないという指摘がネットであります(やはりそれに対するご自身の説明はないようです)。反基地活動家の言い分をそのまま信じる訳にはいきません(幾度と無くレーザーポインターを米軍機に向かって照射し、一歩間違ったら大事故に繋がりかねない危険な活動をする危ない人達です)。

>普天間飛行場は沖縄戦さなかの1945年、学校や住宅があった土地を米軍が接収して造成した。戦後、収容所や避難先から戻ってきた住民は、その周辺で暮らすしかなかった。

普天間飛行場建設の経緯に関しては、当初自分も誤解していたところがあります。どの程度人が住んでいたのか資料を見ておらず良く分かりませんが、元々人が住んでいない土地ではなかったのだろうと思います。ただ、米軍は日米両軍の不発弾が埋もれていた危険地帯の不発弾を処理して普天間基地を建設し、特に本土復帰で思いやり予算がついて以降、基地に依存した地域社会を形成し発展してきた経緯があることも否定できないようです(参考:普天間飛行場(ウィキペディア))。対して本土の米軍基地は旧日本軍の基地を利用してつくられており、旧日本軍のレベルで基本的には問題が解決していますが、沖縄の米軍基地はアメリカ統治になって恐らくハワイやグアムのように基地が造られたということであって、どうも成り立ちが違うようです。日本が沖縄に対して申し訳ないと思うのは、アメリカに負けたこと、アメリカの沖縄統治を許したこと、そして勿論沖縄戦で多大な犠牲を強いたことです。「米軍基地問題」を論ずるために必要なのは基地の成立過程から歴史を辿ることですが、必ずしも日本本土と沖縄の基地を単純に比べるべきではありません。成立過程の研究で必要なのは、グアムやハワイの基地との比較でしょう。ただハワイやグアムのアメリカ統治は沖縄の統治より古く無理を押し通したような印象もありますが、それは兎も角基地を設置したのは米軍であり、成り立ちが違う本土の基地と比較して単純に論じるべきではないのは間違いないところだろうと思います。

>県民総所得に占める基地関連収入の割合は5%に過ぎず、基地が沖縄の経済発展の足かせになっていることは、数々のデータが裏づけている。

基地が沖縄の経済発展の足枷と断定できるかは疑問もあります。沖縄ぐらいの大きさの島だとまず(日本の戦後の発展を支えた)工業に適してないことは明らかだろうと思います。経済の大きな部分を占める第3次産業にも向いてないと思います。これは沖縄に限らずどの地方も同じで、向いているのは大都市で日本だと東京圧勝と言わざるを得ません。農業だって水を使いますし漁業も消費地に近くありませんし特に資源がある訳でもありません。向いているのは観光だろうと思いますが、オフシーズンがある観光依存も正直疑問です。ITは離島でも比較的ハンディは少ないと思いますし、そのための投資もされていると思いますが、沖縄が有利な訳では決してありません。5%でも外部から収入がもたらされる意味は決して小さくはないと思います。沖縄は地政学的要衝にあって、そこにあることこそが唯一無二の価値です。それを活かさない手はありませんし、引越しできないので選択肢がある訳でもありません。米軍や自衛隊がいなくなれば、他の国の軍隊が入ってくるだけです。

普天間基地が那覇都市圏の発達の邪魔になっていると言われればあるいはそうかもしれません。ならば一刻も早く辺野古移設するべきじゃないですか?辺野古は沖縄でも取り残された地区です。住民の方々は辺野古移設にほとんど同意していると聞きます。本土からの差別を訴える沖縄がより弱い立場の辺野古の意見を尊重しないふうなのは残念に思っています。

>ヘリパッド建設工事に抗議する住民を、大阪府警の機動隊員は「土人」とさげすんだ。沖縄差別というべき振る舞いが後を絶たない。

ヘリパッド建設に対する反対運動に参加する住民の方もいらっしゃったかもしれませんが、少なからず本土の活動家・海外の活動家が参加したと言われ、必ずしも住民の自発的な抵抗運動とは言えなかったのではないかと思います。「土人」発言に関しては差別的な言辞が誤解を招いて残念だと思いますが、汚い言葉で機動隊を罵り決して品行方正とは言えない方々を軽蔑する気持ちが抑えられなかったのかもしれません。記事には書かれていませんが、当初「支那人」 発言も問題とされたと思います。これも誤解を招いたかもしれませんが、中国の属国を意味する4本爪の龍柱が建設されそれを推進した方が知事となり沖縄(尖閣)侵略に声もあげない現状に対する危機感からだと理解します。

本土の人間も良く分からず残念な発言をしているかもしれません(筆者も似たようなものです)。でも47ある都道府県でこれほど注目されている地域があるでしょうか? 沖縄は日本の首都ではありませんしそうであったこともなく、大都市でもありません。沖縄に対する無知を示す言動は必ずしも差別の気持ちから来るものではないことを理解していただきたいと思います。

筆者のツイッター投稿を再録・加筆・編集した記事。





#鳩山が悪い

2017-12-21 18:49:15 | 日記
今沖縄でこじれている普天間基地移設問題ですけど、誰が悪いかと言えば、鳩山さんだと思うんですよね。

政府は地元(名護市)の同意を得て辺野古移設を始めた訳で、途中で民意が変わったのは、大体鳩山さんのせいであることは明らかだと思います。時の首相が「最低でも県外」って言ったら、そりゃじゃあ移設反対にしてみようかと思う人が出てもしょうがないところがあります。

でも鳩山さんは結局移設できずに基地が重要だと諦めたはずです(退任後またブレたようですが)。結局のところ、負担軽減しようと思って我々政府も普天間移設を進めてきた訳で、地元の同意もとっており、手続きに瑕疵は無い訳です。筆者は当時の名護市長選で鳩山政権に反対しましたが、とにかく基地移設のような安全保障問題でブレる訳にはいきません。負担軽減策なのだから尚更です。

あの時鳩山さんが余計なことを言わなければ、普天埋設問題は存在しなかったとまでは言いませんが、問題がここまで拗れなかったことは明らかです。その時の市長選はほぼ鳩山さんの発言で移設反対の民意が出てしまったものと認識しています。民意と言ってもあくまで意思表明で権限はないと思いますけどね。

これまでも言ってきたことですが、改めて書いておきます。

日本の植民地支配の比較研究

2017-12-21 14:40:12 | 日記
中々日韓の主張の溝を埋めることは難しいというか絶望的に思えますが、ひとつアイディアが出てきました。

韓国が日本の(韓国だけでない)植民地研究をすることです。日本では韓国は日本が支配していた頃に日本は(自分の国として使うため)投資したという明白な歴史的事実を頑なに認めようとしないとされています。筆者もそう思いますが、先日の愛媛リーダー塾でも平沢議員に「日本の投資を言わないのですか?言って聞かないのですか?」と質問された方がいらっしゃいましたが、これは日本の保守派が韓国を認めたくないひとつの理由になっています。明々白々たる事実も認められないようでは、何をやっても駄目なのではないかと思いますよね。最終的かつ完全な合意も直ぐに破ろうとします。これに対して平沢議員は「言ってるけど聞かない」という説明でした。まぁ、日本が敗戦を迎えなければ、歴史ある韓国・朝鮮という国は無くなっていた訳で、ナーバスになる気持ちが分からない訳ではありません。でも、日本としては1000年恨まれる訳にもいきませんし、1000年恨んでくる恨の国の言い分を丸呑みして納得いくまで謝罪なんて出来ようはずもありません(そもそも彼の国は誣告罪数が異常に多いと言われており、さすがにやってもいないことで責められる訳にもいきません)。

話は戻りますが、そういう感情的になりやすい歴史問題で事実を直視してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?当事者だと思うから冷静に見れない訳で、日本の韓国支配と台湾支配を比べたらどうですか?台湾の人に聞いてみてもいいと思います(※八田與一(ウィキペディア)>日本よりも、八田が実際に業績をあげた台湾での知名度のほうが高い。特に高齢者を中心に八田の業績を評価する人物が多く、烏山頭ダムでは八田の命日である5月8日には慰霊祭が行われている。)。如何なイメージが悪い韓国人といえども、第三国の歴史ぐらいはある程度客観的に見れるはずです。韓国人だってスマホをつくれるし、LINEもつくれるのだから、事実が見れないDNAがある訳でもありますまい。別に満州でも樺太でもいい訳です(中露が協力してくれるか知りませんが)。そうすると、日本は自分が使うためでしょうが、自分が支配した土地には投資していると分かるはずです。半島だって同じです。韓国人が感情的になるのは理解しますが、感情的になって喚かれても迷惑なだけです。世界のGDPランキング11位の国が何時までも途上国気分で「泣く子はもちをひとつよけいにもらえる」をやるべきではありません。恥ずかしいでしょう?韓国が日本という国を客観的に見て約束を守る普通の国になることができれば、日本がまた違ったふうに見えてくるのではないでしょうか?遠い未来の話かもしれませんが、そう願いたいですね。