マンザナーは、夏は暑く、冬は寒いカルフォルニア北東部のインヨーカウンティにある。 そんなこともあり、アメリカ滞在中は行くことができなかった。 しかし、雪の積もる山脈と砂漠が隣接する地域はなので、そこの自然美は素晴らしい。
2004年からマンザナー国定史跡として整備され、現在は充実したビジターセンターもあり、また当時の様子も再現されている。 生きている間に、ぜひとも訪問した場所である。 終戦とともに閉鎖されて75年、荒涼とした同じ大地に立ち、忘れ去られつつある歴史に触れたいものである。
ちなみに、滞米中の1988年、当時のレーガン大統領が、日系人の強制収容を謝罪し、一人あたり2万ドルの賠償金を支払っている。 ソ連に対抗して軍事力強化を推し進め、強いアメリカを目指した大統領ではあったが、強いアメリカと同時に、間違ったことは認める懐の深さのようなものを感じたことを憶えている。 そして、アメリカって良い国だなあと思いだしたのもその当時のことである。 ちなみに公民権運動の黒人指導者であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の誕生日を祝日にしたのもレーガン大統領である。 同じ共和党かもしれないが、現大統領とは器が違いすぎる。
From Face Book: Manzanar War Relocation Center(2).
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