旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

何か政策がないのか?

2009-10-12 22:56:51 | 政治・経済・時事

       

農家に対して、個別に補償する制度を民主党が始めるらしい。 農産物の販売価格が生産費を下回った場合、差額を国が補償する制度らしく、年間1兆円程度の支出だそうである。 確かに、日本の食糧自給率は低く、農業が大事なのは当然であるが、こんな政策で将来の農業が維持できるとは思えない。 農業に限らず、通常の商売で、赤字になっても、国が補填してくれるなんてことになれば、頑張って、工夫して売上を伸ばす努力をするだろか? ますます、国際競争力がなくなるのは目に見えている。 1兆円もあれば、いろんな政策、例えば頑張った人が、より報われるような方法が実践できるはずである。 何度か書いたが、手当、補償、無料化ばかりということは、この農業問題に限らず、策というものがないのだろう。 お金をばら撒くのは簡単である、そうではなく、1兆円を投資して、それが2兆円の価値になって戻ってくる、これが政策であろう。 1兆円と簡単に言うが、我が国の税収は40兆円そこそこなのである。 こんなことに、1兆円も使えるのだろうか?
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