オフィスの戸棚を整理していたら、懐かしいものが出てきた。 以前、発行されていた本学の学園誌で、ちょうど私が赴任した時の新任教官紹介欄が掲載されていたものである。 1992年、34歳の時で、あれから28年の歳月が流れたことになる。 一般教養の自然科学教室の所属だったが、幸い、卒論生4名を受け入れることができ、研究室がスタートした。 ただ、実験室にはまともな実験台がなく、たまたま、捨てられていた実験台を運び、学生とカシューを塗ったことを憶えている。 また、実験台本体と比べて天板が大きく、引き出しが使えないという笑い話のようなこともあった。 コンセントも壁に数個しかなく、大規模な電源工事を行った。 さらに、試薬棚は特注し、アングルは自分たちで組み上げた。 今思うと、楽しい時でもあった。 ただ、当時は、校費も多く、また新任には別途予算が付いたので、研究室整備が行えた。
From Face Book: That reminds me of the time 28 years ago.