旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

京阪京津線

2018-12-13 12:24:49 | 鉄道と航空機

     

以前から乗ってみたかった京阪京津線に乗る機会がようやくできた。 

     

     

これは京都市山科区の御陵駅から滋賀県大津市のびわ湖浜大津駅までを結ぶ路線である。 この路線の特徴は、何と言っても、急カーブ、急勾配、そして併用軌道区間を走行することである。 

     

     

     

京都市営東西線に乗り入れているので、烏丸線との乗り換え駅である「烏丸御池」駅から「びわ湖浜大津駅」行きに乗った。 

     

     

ちなみに、地下鉄電車は京津線には乗り入れていないので、相互乗り入れではない。 また東西線の途中駅である「御陵」から分岐するので、地元の人でも、結構、乗り間違えている人を多く見かけた。 

     

     
     駅のホームが傾いている。

最も急なカーブは半径40メートルのカーブであり、上栄町駅(大津市)近くにある。 このような急かカーブでは、車輪のきしむ音を減じるために、何とレールに散水装置も取り付けられている。 

     

     
 
     

さらに、このカーブだけでなく急勾配も見ものである。 大谷駅では40%、これだと目視で、駅が傾いていることがわかる。 最高は61%の勾配である。 これがどれだけ凄いかというと、これより急勾配の区間を持つのは箱根登山鉄道と大井川鉄道のアプト式路線だけである。 

     

     

     

     

     

     

また、終点のびわ湖浜大津駅付近では、普通の道路を走行する併用軌道区間となっている。 また、ここではパンタグラフの高さが変わる。 

     

     

おそらく、地下鉄線と併用軌道区間を走行できる特殊な機能を持つ電車は世界でここだけでは  ないだろうか。

      

From Face Book: Keihan Keishin line.

コメント
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