旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

本当に必要なのか?

2015-04-19 18:37:58 | 日々思うこと

       

いつも不思議に思っている国際免許証であるが、実は、これは日本を含む世界約90ヶ国が加盟している「ジュネーブ条約」という国際条約と関係している。 この条約の中には加盟国間の運転免許の取扱いについても定められていて、原則として加盟国のいずれかの国で運転免許を取得した人は他の加盟国でも自動車を運転してよいことになっている。 すなわち、原則として国内免許証がそのまま他の加盟国でも通用するということで、別途、国際免許証は要らないはずである。 ただ現実的には、日本語で記載された免許証を提示されても現地の警官が理解できない場合のトラブルの懸念もあるようであるが、実際にはハワイやカナダの一部では必要なかったし、レンタカー会社が発行する証明書でも有効である。 よく分からない。 これだけ国際化やグローバル化が叫ばれている中、免許証に名前のローマ字表記や西暦表記を加えれば、問題ないはずである。 公式ホームページにも、翻訳証明書と記してある。 ぼろ段ボールの免許証が、2400円、その上有効期間は1年だけ。 何か利益団体があるのは間違いない。 こんな事例が、今の日本には山ほどある。

From Face Book: De we really need an international driving permit issued in Japan when we drive abroad?

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