大学全体での卒業式の後、研究室の学生諸君にはひとりひとりに学位記を手渡すようにしている。
ほんとうに1年が過ぎるのは速いものである。 つい先日卒研で入って来た学生が、もう卒業である。
1年間の研究室での思い出が詰まったDVDを制作するのが恒例になっている。
当研究室の博士課程3年生のS氏が無事、工学博士の学位を取得できたので、卒業式に主指導教員として出席した。
博士の学位記なので学長が全員に一人ずつ手渡す。 最近、STAP細胞の一件以来、研究に対していろいろ騒がれているが、我々、研究に携わるものとしては、実験とそれから得られる結果がすべてであり、どんなに小さなことでも、それを発見する喜びを感じて仕事をしている。 そんなわけで、どうしてあんなことが起こるのかも理解できない。