今回の大震災で福島の原発が危険な状態らしい。 予想したように、私の“大好きな”反原発市民団体が、ここぞとばかり威勢は良い。 怒りの声を挙げるのも良いだろう。責任を追及するのも良いだろう。 想定外を批判するのも良いだろう。 しかし、あの危険な現場でまさに命をかけて原発を守ろうとしている人々が必死に働いているという事実に思いを馳せて欲しい。 もしかしたら、原発というもの自体に矛盾を感じながらも、自分の使命を果たしている人もいるかもしれない。 そして、派遣された警察官や自衛隊員も、危険に晒されながらも職務を全うしている。 そんな時、遠くの安全な場所から文句を言うな、批判するな、と声を大にして訴えたい。 私の最も軽蔑する行為である。
今月で長崎大学へ移動される先生の送別会を行った。 つい最近、本学に赴任したような気がするのだが、いつのまにか私より年上の先生は二人だけになってしまった。 それにしても福島の原発の動向が非常に気になるところである。 人間が作ったはずの技術の前でも人間が無力になってしまう恐怖感がある。