ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

memories & ... そこはかとなく書きつくれば

深川江戸資料館~芭蕉記念館

2012年10月20日 | 歩く♪♪♪


深川丼のランチ(アサリの風味感じられず◞‸◟)でスタート。
清澄通り沿いに小津 安二郎の生誕地を通って、深川江戸資料館(400円)へ久しぶりに入場。
「新内流し」のイベントがあり、館内の江戸の町並みを流して、火の見櫓前で語る(演者は新内剛士、新内仲之介、演目は陰陽師安倍晴明の母の物語「葛の葉」)シチュエーションは、雰囲気も語りも大変良かった。
同時に、企画展「広重の旅と名所絵」も開かれていて、別の機会に目にした川瀬巴水の版画も連想(藍色やら旅行好きやら、デフォルメ感)されました。
そのあと、「古池や蛙・・・」の句が生まれた芭蕉庵跡に建つ芭蕉稲荷神社と芭蕉の座像
がある展望公園に寄って芭蕉記念館(200円)へ。
館内では 「芭蕉の肖像 ―描かれた俳聖―」の企画展で英一蝶や与謝蕪村等が描いた軸が展示されていて、それぞれの表現も興味深くながめられました。
ところで、記念館庭園内や展望公園入り口に建つ句碑に刻まれた「川上と この川下や 月の友」と言う句は、同じ月を眺めている人はみな友達と単純に拡大解釈していましたが、一般にはその友は「目には青葉 山ほとゝぎす 初かつお」の句を詠んだ山口素堂(古名木川の上流に住んでいたようだ)を指すようだ。
ちなみに、芭蕉が「川上と・・・」を詠んだ場所は、歌川(安藤)広重の名所江戸百景の第97景「小奈木川五本まつ」(直線の川を曲げて描いている)として描かれている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | スリラー・ライブ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。