愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

11月17日 大洲八幡神社祭礼調査報告会(シンポジウム)

2019年10月16日 | 祭りと芸能




『広報おおず』より。

大洲八幡神社祭礼調査報告会(シンポジウム)と特別展「大洲八幡神社祭礼とお成り」を開催します。

大洲市では、平成28年度から「大洲八幡神社祭礼調査事業」を4年間実施してきました。今回の調査では、約1700点にも上る膨大な量の古文書調査や民俗調査から、八幡神社と大洲藩主との関係性、「お成り」の変遷を解明し、「お成り」が大洲藩と深い関わりを保ちながら、県内の祭礼とは異なる特徴的な祭礼行事であることを裏付けることができました。今回、こうした調査結果を踏まえて、その成果を公開する報告会を開催します。基調講演では、祭礼行列の研究者である国立歴史民俗博物館長の久留島浩(くるしまひろし)さんに講演していただきます。大洲地方の秋の風物詩として毎年身近に見ている「お成り」の歴史的価値に触れる機会ですので、ぜひ、ご参加ください。

日時:11月17日(日)午後1時30分〜
場所:国立大洲青少年交流の家2階大ホール
入場料:無料

■基調講演
近世城下町における祭礼行列の特色―「行列時代」である近世社会との関わりで―
講師:久留島浩さん(国立歴史民俗博物館長)

■パネルディスカッション
テーマ:「大洲八幡神社のお成りを探る」〜調査事業で見えてきた歴史的価値〜
司会:森正康さん(元松山東雲大学教授・大洲八幡神社祭礼調査委員長)
コメンテーター:久留島浩さん
パネリスト:
・胡光さん(愛媛大学教授・大洲八幡神社祭礼調査委員)
・大本敬久(愛媛県歴史文化博物館専門学芸員・大洲八幡神社祭礼調査委員)
・高嶋賢二さん(伊方町町見郷土館長・大洲八幡神社祭礼調査委員)
・常磐井守道さん(八幡神社禰宜)

また、この調査報告会に併せて、「お成り」や八幡神社祭礼について紹介する特別展を大洲市立博物館で開催します。ぜひ、大洲を代表する「お成り」の歴史について、触れてみてはいかがですか。

期間:10月12日(土)〜12月22日(日)
時間:午前9時〜午後5時
会場:大洲市立博物館4階展示室
入館料:無料
休館日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は、火曜日が休館日になります。
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