愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

九州の火山噴火と四国での降灰

2015年08月16日 | 地域史
過去の桜島の噴火と愛媛。

今から101年前、大正3年(1914)1月12日に桜島が大噴火。

翌朝には愛媛県でも降灰あり。「霧が立ち込めて市内は暗たんとして暗し」

しかも、宇和島沖の日振島に「海嘯」(津波のこと。桜島噴火直後の地震によるものか、溶岩流の海面到達によるものか。)があったと当時の新聞に書かれている。

なお、八幡浜市保内町内に降り積もった火山灰が、現在、八幡浜市教委にて保管されている。

参考文献 『保内町誌』58頁



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 過去の桜島の噴火と愛媛県 | TOP | 弘法大師空海への畏怖 »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 地域史