愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

愛媛県松山市の災害史講座

2019年06月23日 | 災害の歴史・伝承
昨日は松山の庚申庵史跡庭園(俳諧の栗田ちょ堂の史跡)にて災害史講座へ。近世文学、俳諧文学に関心のある方々がご参加。

松山の災害の歴史と、被災時に地域の文化活動、文化施設(図書館、博物館など)が果たす役割について紹介。

特に松山では被災時に「俳句」が「現実を記録する手段」、「心を表現する手段」として大切。

平時に盛んな文化活動が被災時にはその地域でクローズアップされる。松山にて「災害俳句」という視点、分野の確立が被災からの人・地域の再構築につながる、というこれまで愛媛で取り上げたことない内容を話してきました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする