夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

一喜一憂

2009-06-16 05:32:28 | 福祉について
 昨日は公休二日目。しかし農夫に休みはない。原ヶ平農場に行き、草刈り用の車で初めての草刈体験。なかなか動かせても、草刈りにまで至らない。仕方なくスタッフのところに携帯電話で指示を仰ぐ。スタートから草刈りガマの回転に至るまでレクチュアを受けて、ようやく気持ちよく草刈りが始まった。石や木の切り株などに気をつけながら、草を刈って行く。狭い場所や急峻な場所では刈払い機でということになるが、広いリンゴ園のようなところでは今やゴーカートの下に回転する鎌のついた乗り物はとんでもなく楽チンである。

 こうして草刈りを終え、お昼はパン工房で講師を向かえた教室が開催されていてそこに向かった。メンバーが真剣な顔つきで講師の先生からパンのこね方などの技術指導を受けていた。私は写真撮影係。いったんあうんに戻って、今度はケアホームの業者の見積書などについて、係長から進捗状況を確認。実は県の基盤整備事業補助金申請の最終日なのだ。市への提出期限がこの日の午後5時までとなっていて、出来上がってこない消防設備の見積書と図面にスタッフ一同やきもきしながら待つ。そうこうしているうちに午後1時30分、パン工房からお昼ができたと連絡があった。パン工房ゆいまあるは日曜日と月曜日が定休日である。また、パン工房へ車を走らせる。焼き上がったパンとカレースープ、竹の子汁などをいただき、メンバーと会話する。みんな充実感にあふれたいい顔をしているなと感じる。一人ひとりのパンの製造技術も格段に進歩しているようだ。講師の先生からもお褒めの言葉があった。

 午後2時、再びあうんに戻ってみるが、まだ書類の連絡がないという。こちら側も依頼したのが先週の木曜日のことで、平面図を設計屋さんに、消防設備の見積書と図面を消防設備屋さんに依頼している。その月曜日だから、かなりみんなアップアップの中での仕事だとは思う。結局間に合いそうもない時間になって、係長にとりあえず役所に行くようにお願いし、私は見積書のファックス連絡を待った。4時40分ようやく電話がなりファックスで見積書が届く。係長の携帯電話へ連絡を入れた。
 午後5時10分、係長から電話があり、無事書類提出はすんだという。その電話のすぐ後、役所から不足の書類について連絡があった。青森県ではケアホームは法人所有の場合を除いて、補助金交付の実績がないという暗い情報も含まれていた。いずれにしても約200万円の見積もり金額を、法人が自腹で準備するのはかなり厳しい気がする。このほか法人単独での室内の、バリアフリー改修工事が残っているのだ。新築するよりは安いのかもしれないが・・・そこそこの値段になりそうである。
 係長が帰還し、今後必要な家主との契約書の作成と工事の同意書などを作成することを打ち合わせる。この後は市から県への書類提出が進み、必要書類が山のように必要な段階に至る。こうなればやれるところまで、みんなでがんばるしかない。