夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

地域福祉・・・

2009-06-09 06:36:04 | つれづれなるままに
 私の隣宅は区長(旧町会長)のお宅で、普段はあまり話す機会もないのだが、向こうから訪問があった。たいていはこの訪問には理由があって、地域の役員会か、もう一つは地区社協の会長もされているので、その企画の依頼である。
 昨日の早朝にやって来たわけは、町会で20年間埋めるためのタイムカプセルの企画と、9月の敬老会の寸劇の企画の依頼である。
 日曜の夜2回目のタイムカプセルの企画会議が開催され、私も審議委員に抜擢されており参加した。1回目の会議はほかの会議と重なっていて欠席したので、初めてだった。タイムカプセルとはどういうものかの資料だけの提出をしておいた。
 30人くらいの町会のメンバーが集合して、1回目の会議結果のおさらいとこれからの課題を話し合った。
 参加者の年齢層を見れば、ほとんどが60代以上で、最高齢は70歳代後半である。若手は40歳代が数人。タイムカプセルは20年間地中に埋められ、2029年の8月に掘り起こされる予定だ。みんながこの20年間を生き抜く自信はなさそうで、それは苦笑に変わっていた。
 そしてタイムカプセルは予算の関係で茶箱となり、中に入れるものが検討された。町会各団体の集合写真、各班ごとの住民の写真、各家庭の20年後の夢を子供たちに作文を書いてもらうというプランがでた。それにしても、この茶箱いっぱいになるのにアイデアがほしいということなのだが、なかなか決まらないために持ち帰ることになった。私もアイデアを求められ、とりあえず当日もしくはその近辺のの各新聞などが入ってもいいのではという提案をした。20年後に一番大きく変わっていることとはなんだろうか。それがわからないので、こういう企画が面白いのかもしれない。皮肉のようなブラックユーモアのような企画の醍醐味は、何人企画したメンバーが20年後に生きているのかということではないだろうか。一番の変化は人々の老化という変化なのかもしれない。

ズッキーニの開花

2009-06-09 06:06:13 | 原ヶ平農場
 カッコウやサクラ鳥、トビ、カラス、山鳩、山鳥(雉)などの野鳥の声がこの時期の原ヶ平農場の舞台出演者である。この数日雨がちの日が続き、昨日も午前中は曇りで、午後からは霧雨が続いた。この雨のおかげなのか、野菜たちも少し活気付いてきた。中でも一番の元気者が、この写真のズッキーニで黄色い花をつけて既に10センチくらいに結実している。ズッキーニの勢いはいつもながら、野菜のなかで一番ではないだろうか。18種以上の野菜を作付けしているので、休みの日も終日畑めぐりをしながら、優先順位での作業だ。この恵みの雨のおかげで、ブルーベリーへの水遣りはお休みで、ジャガイモの芽かき作業と土寄せ作業が忙しい。一昨日の日曜日に自宅で作ったにんにくエキス入りの「元気丸」を、昨日早速ズッキーニやカボチャ、きゅうりなどに散布した。ズッキーニにはもう葉ダニがつき始めていた。車のなかに「元気丸」のビンを入れておいたら、そのにんにくの匂いが強烈である。とっても強烈な分、虫たちにも利きそうである。
 トマトも黄色い小さな花が咲き、早いものは結実し始めた。このトマトに結実しやすくするための「トマトーン」というホルモン液を吹きかける作業と、棚作りをした。きゅうりも2~3センチの実をつけ始めている。イチゴも赤い実をつけ、甘い香りを放っている。
 作業の合間にコンロで火を起こし、お湯を沸かした。畑での休憩時間にあったかなお茶の時間も、楽しみの一つになってきた。アウトドア用の椅子に座って、バナナや甘いお菓子を並べてお茶を飲む。なんだかハイキングのような気分でもある。
 周辺のりんご農家も、りんごの実スグリ作業が佳境らしい。広大なりんごの林に、脚立の上で作業する人々や、ゴーカートのような乗り物で草刈をしている人もいる。これからは虫たちとの戦いの日が続くのだ。スプレーヤーという農薬を撒く昔のSF小説でよく見かけた地底探索車のような乗り物を駆って、ゴーゴーと薬を散布するシーズンが始まろうとしている。