夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

休日のサイクリング

2009-06-22 05:40:46 | 趣味(渓流釣り・フォーク)
 昨日は久しぶりにお昼近くから晴れ上がって、気温も上昇した。そして暦の上では「夏至」。昨日の青森の日の出は4時5分。日の入りは9時12分だという。昼間が17時間もあったことになる。梅雨明けはいつだろうか。
 愛車のサイクリング用自転車に空気を入れて、久しぶりに午後4時の涼しい風の中銀輪をらせてみた。目的地は西目屋村の道の駅?だ。片道10キロの上りである。本当に久しぶりのサイクリングだ。水田の稲も順調に育っていて、農家では水の管理が忙しそう。岩木川沿いに走るのだが、久しぶりの岩木川河畔はなんだか水の汚れがあるのか水の嫌なにおいがしている。津軽ダムがあるおかげで水の確保や水害の予防ができると言うことだが、このダムができることによって一方でのデメリットも大きい。公共事業が不景気の中で発注が減る中、このダム建設に反対する意見も多い。私も頭の中でダム建設は無駄だと思っている。というのもダムの宿命として泥ダムになれば、ただのため池になるからだし、ダムができることによって自然破壊が進むからだ。現に津軽の奥座敷で世界遺産に指定された白神山地の西目屋村などは、村が二度も水没して村民が新たな生活の場を求めなければならなかったし、美山湖温泉と言う山菜取りや山歩きの人々の憩いの温泉も使えなくなった。
 この時期さくらんぼの収穫期なのだろう、サクランボ農家には休日もないほど忙しそうで赤く色づいた果実を脚立に上って作業している姿が見られた。サクランボの栽培は雨や鳥、虫の害から護るためにネットや屋根をかけるなどの管理が欠かせない。その分出費もかさむのだろうと思う。
 約30分でようやく道の駅に到着。観光客が日曜日の夕方、道の駅で憩う姿が見られた。一息を入れて、また今来た道を引き返す。このとき初めて感じるのは、ペダルの軽さである。緩やかな下り坂に自転車は軽くペダルを踏むだけで、スピードは出る。川が流れるということはそういうことなのだとあらためて思った。道の駅に休んでいた高校生らしきグループが、あっという間に追い抜いて行く。若いってすばらしいなあと思う。往復50分のサイクリングを終え、疲れとは別の満足感に浸った。