夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

津軽も入梅

2009-06-12 04:47:44 | つれづれなるままに
 昨日東北地方が入梅したと気象庁が発表。そのご託宣どおり、終日まとまった雨の一日でした。これくらいまとまった雨だと、気持ちを切り替えて普段できないことや考える時間に当てることができるなと思います。
 午前中はあうんで奈良さんのパーカッションコンサートを、みんなでゆったり楽しみました。奈良さんの来る日に雨というのも、非常に珍しいなと思いながらみんなの楽しそうに鑑賞する顔を撮影していました。
 午後はケアホームの準備活動で、住宅の平面図作成のための測量と消防設備の見積もりを取るための業者との対応です。阪神淡路の震災後、消防法や耐震構造の強化策が建築基準法などを大きく変えていて、増築については平成12年以降難しくなったことを実感しました。建物は築17年なので平成4年に建築されており、構造上は増築の対象外施設で10㎡以内しか許されないということです。このために、車椅子対象者のトイレとケアスタッフルームの構想スペースへの増築は困難とわかって、やむを得ずトイレを玄関先の物置に変更せざるを得ないことで建築士の方と話し合いました。消防法の変更もあって、消防設備もかなり大掛かりになりそうです。広さからはスプリンクラー設備は必要ないようですが、自動火災報知設備や煙感知器も天井裏に必要ということでした。消火器も総計では7本必要とのことや、二階からの非常避難設備、消防署への通報設備、灯油タンクの油漏れ予防設備等々細かいことが沢山です。その他開き戸を引き戸に替えたり、段差の解消のための改造では床のフローリングのかさ上げ、天井裏への点検口が少ないということもあり、その工事など増築費用分がそちらに湯水のように出そうです。
 入居者が福祉対象者ともなれば、個人使用住宅との違いが多数あり条件整備に苦労することを改めて知らされました。むしろお金はかかっても、その対象者に合わせられるのであれば新築の方が良いなあと改めて実感した次第。
 それでも希望を持って一歩前進しようと、今度はプロジェクト会議の開催をこのケアホームで開催することにしています。