夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

温泉いろいろ

2008-04-13 13:46:09 | 一歩二歩、散歩~横道
 昨日の「空の平高原温泉」の、内風呂の写真を紹介します。更衣室にトイレもあり、ドアを2つ開けて中に入ります。洗い場の蛇口も5つほどあり、お湯と水のカランに分れていてシャワーつきのようでしたが、残念ながら水しか出ませんでした。浴槽へ流れ込む源泉のお湯をつかって髪を洗い、身体は浴槽から汲み上げてかけました。
 写真のように湯船からの窓も大きくて、天候がよければきっともっと明るく風景が広がっていたことだろうと思います。なんといっても、一人で楽しめる温泉は、静寂な中に流れ込む温泉の音だけが耳に心地よいのです。ぬるめでもじっくりと身体湯につけていると、内側から汗が噴き出すようになるのです。心地よさを感じる心身共にリラックスできる温泉でした。
 この温泉の先に秘湯ランプの宿でおなじみになっている、「青荷温泉」があるのです。渓流の音を聞きながらの露天風呂を楽しむことができます。電気がないとこんなにも静かなんだということが、感じられる温泉です。夜の食事は大鍋に煮込まれた熊の肉などは最高に美味しく感じます。同宿の見知らぬ人たちとの交流がランプの明かりで交わされるのも、人情味があって素敵なことですね。
 

桜ほんのり~紅蕾

2008-04-13 12:54:26 | 一歩二歩、散歩~横道
 きょうはまずまずの好天です。先輩のKさんに退職慰労を兼ねた贈り物を背中のバッグに詰めて、自転車を走らせた。片道6㎞の道のりを春色の景観を楽しみながらの30分である。快調に走行したが、なんといっても花粉症である。鼻水が気になって2度鼻をかんだ。それ以外は本当に気分良く走ることができた。左手に岩木山と岩木川を見ながらバイパスを走る。桜の蕾もふくらんでいるのがよくわかる。岩木川の河川敷では野球を楽しむグループあり、親子連れがお昼を楽しむ姿も見られた。鴨の一家も今日の穏やかな日差しの中で、気持ちよさそうに泳いでいる。
 Kさん宅を訪問すると、ご夫婦おそろいで在宅されていた。仕事を辞めて晴耕雨読の日々という。6月から農場の開墾をするので手伝ってくれないかと誘うと、手帳に書き込んでくれた。汗を流す気分の良さを話した。昼食時間になったのでお暇して、またサイクリングをする。弘前城公園の外堀を通って、桜の進み具合を確認したのがこの写真である。こちらは亀甲門側のお堀である。こういう天候が続けば、記録的な早さの桜の開花となるのではないだろうか。

空の平高原温泉

2008-04-13 09:13:05 | 一歩二歩、散歩~横道
 休日の一日。朝から弱い雨が降り、寒さも感じられた。午前中本屋で時間をつぶし、昼食後は温泉探索に出かけた。噂に聞いた温泉で無人の温泉である。秘湯「青荷温泉」に向かう途中の高台にそれはあった。県道から6㎞の地点で急なカーブが続き、そのカーブごとに津軽弁の注意書きが面白く表現されて思わず笑ってしまう。
 勾配のきつい坂の途中に、清水があった。山の水はいつも美味しく感じるのだが、今日の雨はやけに冷たい。
 ようやく目的の温泉に到着する。本当に空の平というくらいに高台で、急にそれまでの林を抜け出すと空がぽっかりと広がったような気分だ。駐車場や林の中には、まだ残雪があちこち残っていた。無人の温泉とは聞いていたが、入浴する人すらいなかった。入口が男女別に別れていて、入浴料200円が鍵付きの缶に入れられるようになっていた。檜葉の浴槽だろうか、温泉がかけ流しで流れていた。大きな窓からは外の雪景色が広がっている。シャワーはついていたが水しかでなかった。少しぬるめではあるが、自分一人の浴槽は何とも気持ちがよい。ゆったりとした時間が流れていた。
 これから山菜取りのシーズンである。収穫後の汗を流すには、この高原の温泉はありがたい気がした。また来てみたい田舎ならではの温泉である。

生活の中で

2008-04-12 07:00:07 | つれづれなるままに
 雪割草・椿・水仙・木蓮・レンギョウなどの花が庭に咲き始めている。18日開花予想の弘前城公園の桜も、またもや更に早く開花しそうな勢いである。とはいえ、きのうは弱い雨が降って、少し肌寒い一日である。津軽では朝夕はまだまだ暖房は欠かせない。
 このところ岩木山をはじめかすんで見える日が続き、川霧も立ちこめる朝がなんだか、多いような気がする。春っていつもこうだったっけ?などとふと思う。
 私たちにできる温暖化対応は?などとは考えるが、これから15年後には確実に、後期高齢社会が到来するのだ。そういう意味では障害者や高齢者にとって、省エネなどということが通用しない人たちもいる。反核燃の功罪を憂いながらも、その電気を便利な生活の中で使っている人々の多いこと。わけても私はその矛盾に気付きながらも、行動に繋がらない生活に浸っているのだ。車も娘たちや施設利用者には、使わなければならない必須アイテムである。
 太陽熱が電気になるということを幾度か見聞きしているが、何とか使えないのだろうかと思う。車も含めて一番今の生活に無理なく活用できそうな気がする。屋根の上に太陽電池のパネルを載せて置くことによってどのくらいそれが、この北国でも活用できるものだろうか。少し研究してみたい気持ちでいる。
 
 
 
 

韓国語教室大盛況

2008-04-11 22:11:02 | つれづれなるままに
 昨日の夜は仕事の後で、韓国語教室に向かいました。前回は見学ということで、今回は教科書を携えての参加です。スタッフのSさんも同じく興味を持ってくれて、一緒に参加しています。前回は参加者も15名ほどでしたが、今回は倍の人数でとてもにぎやかでした。先生も2人から今回は新人講師も加わって、6人でした。我々はもちろん初級のグループで、6名でした。今回は母親と娘さんのカップルが参加していて、娘さんは前にも韓国語を学習したことがあるらしく、母親の付き添いできたようです。ですから、先生が言う前にすでにこれくらいなにさと云う感じで先に先に言うのです。母親も負けじと大きな声で参加し、質問も積極的です。なんだか気迫負けしている感じでした。
 韓国語(ハングル)の言葉の仕組みを学び始めています。なかなか日本語では発音することのない、子音の発音で激音と、濃音があり、舌の使い方や歯の使い方、口の開き方などにより使い分けているのです。難しくて皆同じに聞こえますし、自分で発音すると違うと言われてしまいます。たとえば「ツク、ツトゥ、ツプ、ツス、ツチュ」などです。
 でもこの参加者の多くは韓国映画に夢中な人たちが多くて、そういう楽しみとして関心を持っている方が身に付くのかも知れないと思いました。少し韓国の歌でも聴いたり、歌って学習を補強したいと思っています。アンニヨンイ ケーセヨ(さようなら)

ブルーベリーと人間関係

2008-04-10 08:19:10 | Weblog
 いよいよブルーベリー畑の土壌改良が始まった。後援会長Mさんは中学校を卒業し苦労の末に現在の自動車整備工場を軌道に乗せ、息子さんにバトンタッチしている。これまで14年間に渡り私が困ったときには、答えを探し出してくれた。それというのもMさんの人柄が多くの人々を勇気づけ、そしてMさんに報いようとしている。ヒューマンネットワークがMさんにはあるのだ。
 今回のこのいきいきファームという畑は6反7畝という広い土地ではあるが、その土壌の悪さといったら天下一品である。分譲住宅を造るために池だったところの土砂がここに運び込まれたものらしい。粘土質で乾燥するとがちがちに硬質化して、植物が育って行くには不適当といわざるを得ない。何でもいいから使ってくれといわれたのだった。一昨年に野菜畑にしようと黒土を投入したことはあるが、今回の場所はブルーベリーを栽培するためには、りんご栽培をしている農家の畑からより遠い場所にその場所を決めた。どうしてもスプレーヤの薬がかかるのは避けたかった。
 そんなときにブルーベリーおじさんと出会ったのだった。私がこの土地の悩みを話すと、「ブルーベリーは鉢でも育つのだから、極端にいえば舗装している場所に丸い穴を空けてそこにでも育つということだ」と言った。こうして私の腹が決まった。
 昨日Mさんにユンボとオペレーターを貸してもらえないかというと、早速昨日は仲間に声掛けしてくれてあっという間に溝ができあがっている。ここにJAからいただく籾殻を投入し、ピートモスを入れてブルーベリーを栽培することにしている。水はけを良くすることが今回の土壌改良の目的である。
 昨日はブルーベリーおじさんを尋ねてヒントをいただいた。それはキノコの菌床で古くなったものをピートモスの代わりに使っても良いということだった。障害者施設のR園に確認をとってもらったところ、ちょうど黒土と一緒にそれを混ぜて販売する準備をしていたということで、それを購入することにした。こうして少しだが難題のいくつかが解決していった。
 我々の福祉事業の対象者観にも相通じるものがここにもあるような気がした。それは、対象がどのような問題を抱えているのかという観察眼と、その対象者がどのような性質を持っているかとかいう特性を合わせて考え、もっとも自由に活き活きと伸びる芽を見いだすことである。そのためにはそれを取り巻く環境条件を整備し、根を張るための基礎としての土壌作りこそが最初に必要とされる。そこに専門性と熱情という活性剤が投入してこそ、その植物も人間も伸びることができるのだろう。
 
 

農場に牛がやってきた

2008-04-09 06:58:08 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 ミスウインターから牛が来たというメールつきの写真が送られてきた。なんてかわいい顔をしているのだろう。赤ちゃんの時は何でもかわいいものだが、この牛はジャージー種だという。これから農場の人気者になりそうな雰囲気のある美人である。早く農場に足を運びたいが、今月はなんだかブルーベリーで終始しそうである。いつ会えるのか今から楽しみとしよう。

花粉症?

2008-04-08 07:00:41 | つれづれなるままに
 ようやく気温が津軽も19℃と温かくなって来た。自転車もようやく足に馴染み初めて、できるだけ車を使わないでの暮らしを継続しようと思っている。昨日も買い物に自転車をこいだが、何ともさんざんなことになった。それはくしゃみと鼻水、眼の中が痒いというのか開けづらいというのか、そんな状態なので、買い物中も一人店内を騒がせている。ティッシュがいくらあっても足りない感じである。先日は鼻をかみ過ぎて痛くなっているところ、「鼻セレブ」というティッシュを勧められまとめて購入してみた。鼻をかみすぎると、堅いティッシュでは鼻がごわごわになってしまう。そこでこのティッシュなのだろう。何とも柔らかで感触がいい。春爛漫になろうとするのはいいが、この春の贈り物は余り歓迎できないでいる。果たしてこれから症状は軽減されるのだろうか?

農場に牛がやってくる

2008-04-08 06:38:01 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 しらとり農場は今年また大きな変化がある年になりそうだ。それはミスウインターが住み込みで農場に居着いたということと、動物王国になりそうだということだ。ミスウインターは結局昨年5月に農場に来てからずっと、しらとり農場にはなくてはならない存在になりつつある。そしてきょうから縁があってゆいまあるパン工房の早番を経験することになった。朝7時から午前中の4時間をパン作りに専念し、その後農場で手伝うことになった。そしてこれもしらとり農場の縁なのだが、オーナーが青森市で教員をしていたときの教え子がミスウインターと一緒に春休みの児童のケアを引き受けてくれて、さらに今日からパン工房の早番を体験することになった。こうして、ますます農場とあうんは切っても切れない関係ができつつあるのかも知れない。
 きょうはそしてオーナー夫妻とSさんの3人で岩手県までトラックを走らせて、ジャージー牛をいただいて来るのだという。乳を搾れるまでには1年以上もかかるのかも知れないが、それにしても生き物を飼うということはそれなりの覚悟がいるということだろう。牛の次には鶏も飼うというのだから、農場はますますにぎやかになるのだろう。そしてその餌の確保と世話も今まで以上にかかることだから、自由に農場を空けることは難しくなることだろうと思う。あうんのメンバーが動物の世話ができるようになればいいなあと、少し空想をしている。

人が育つということは

2008-04-08 06:25:12 | つれづれなるままに
 ベテランが2名退職し、新人が新年度から実習や研修を受けている。当たり前のようなことが当たり前にできない新任者の状態を見ると、ベテランの境地に至るまでの経験則というノウハウは貴重なんだと初めて実感するときだ。これは指導を受けているときはわかったような気がしているが、実は肌で感じて身に付いた理解ではないので、いざ自分がやってみようと思っても手も足も出ないことがある。自分で汗をかいて身につける以外に、方法がないのかも知れない。
 そういう意味では資格がでんと座っているだけでは、何の意味もなさない。格好だけはいいが、その中身が伴わないからだ。
 スタッフがチームワーク良く動き、そしてその中に感じられる利用者のリラックスした雰囲気は急にできるものではない。造り酒屋の酒林の緑がやがて茶色に変わるころにならないと、酒の飲み頃でないようなものなのだろうと思う。そういう意味ではこれからまた一人ひとりの持ち味をどれくらい引き出し、バランス良く仕上げるかはリーダーという杜氏職人の腕の見せ所なのだろう。