夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

3年後を耕す

2008-04-15 22:34:39 | いきいきファーム
 「いきいきファーム」は小学校の近くにあるわが施設が借り受けている畑である。場所的にはロケーションも良く、いつも岩木山を眺めることができるし、周辺は林檎畑と水田が広がっており、施設からも車で5分程度の距離である。この畑に隣接して「白山堂」という神社の祠が祀られている。大きな杉が9本立ち、この杉の上の枝には毎年鳶が孵化し巣立っている。若鳥だろうかピーピーと啼きながらこの巣から飛び立っては、空を旋回し餌を探している。林檎の若葉が出始めた。間もなくこの周辺には桜の後、林檎のうす桃色の花が咲き乱れ、ミツバチやマメコバチが飛び回るだろう。
 今日初めてモンシロチョウの姿を見た。明日は最高気温が20℃だという。どうなっているんだろうか。これでは初夏の陽気だ。いよいよブルーベリーの植栽を急がねばならない。しかし、この土地の土はあまりにもひどすぎる。粘土質である。そこで、溝を掘ってその溝に腐葉土とチップと籾殻、キノコの菌床を入れることにした。何よりもブルーベリーに必要なのは酸性土のピートモスである。これらをこの2週間ですべてそろえた。
 掘り出した土を処理するためにはじめスコップと一輪車でやろうとしたが、とんでもなく苦労である。結局後援会長に依頼して、きょう一日大型ショベルとユンボで、すべての除去作業を終えた。ミスウインターと一緒にその溝に腐葉土とチップ、籾殻などを入れた。明日か明後日には、ブルーベリーを植えることができそうだ。昨日ピートモスも現場に持ち込んでいる。このブルーベリーは植えても3年後でなければ、商品化は望めない。ブルーベリーとラズベリー、苺など果実の畑にしたいというのが私の夢だ。みんなの作業がここから始まればよいと思う。
 汗をかきながらも重たい足を引きずりながらも、一呼吸しながら岩木山を眺めると、なんだかその疲れも癒されている気がする。よーし、明日も頑張ろう!