夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

人が育つということは

2008-04-08 06:25:12 | つれづれなるままに
 ベテランが2名退職し、新人が新年度から実習や研修を受けている。当たり前のようなことが当たり前にできない新任者の状態を見ると、ベテランの境地に至るまでの経験則というノウハウは貴重なんだと初めて実感するときだ。これは指導を受けているときはわかったような気がしているが、実は肌で感じて身に付いた理解ではないので、いざ自分がやってみようと思っても手も足も出ないことがある。自分で汗をかいて身につける以外に、方法がないのかも知れない。
 そういう意味では資格がでんと座っているだけでは、何の意味もなさない。格好だけはいいが、その中身が伴わないからだ。
 スタッフがチームワーク良く動き、そしてその中に感じられる利用者のリラックスした雰囲気は急にできるものではない。造り酒屋の酒林の緑がやがて茶色に変わるころにならないと、酒の飲み頃でないようなものなのだろうと思う。そういう意味ではこれからまた一人ひとりの持ち味をどれくらい引き出し、バランス良く仕上げるかはリーダーという杜氏職人の腕の見せ所なのだろう。

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2 コメント

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私も・・・ (ふんわり)
2008-04-08 13:31:42
資格ばかり持っていても・・・。

本当にそうですね。

実に私のヘルパーの資格もいかせばダイヤモンド、そのままならただの石!

でも、社会福祉士は一部の保護者さん名活用できる資格かもしれません。頑張ってこれだけは突破したいな!
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ふんわりさんへ (なりたはるみ)
2008-04-08 22:15:01
 いやいや資格がだめというのではないのですが、その前に必要な心の問題(価値観)があるのじゃないかなと思うからでしょうか・・・。点数だけの成果ではなく、その問題の意味することを学習しなくて、何の学問なのだろうと思うからですが・・・。
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