先日(5日)雛人形を片付けたのだが、当然の如く私一人で行った。しかし、飾り付けの際には、妻と娘達が何としても手伝うと云うので、道具類のみ飾る(触ること)ことを許した(^^;
何故に此処まで私が神経質気味に触れさせないかと云えば、我が家の女子は揃って筋金入りの不器用者で、ましてや薄手袋(素手で触れないようにしている)を着けての作業なので絶対に無理なのである。
片付ける際には人形やお道具もチェックするのだが、案の定、素手で触ったお道具類には皮脂痕が残っており、それらはレンズ清掃よろしく丁寧に拭き取って片付けた。(こうしないとカビやシミの元となる) こんなにも大切にしているが、既に人形の衣装やお道具類にカビを発生させている。(保管方法と場所の問題)
さて、今回の画像の(小鼓)を持った人形だが、並びでは五人囃子の丁度中央に位置する。 五人囃子は元服前の武士などの童子で髪は結っておらず、可愛い頭に烏帽子を被っている。 何故、この画像かと云えば、毎度片付け前に1~2コマ写真を撮るのだが、その中の一枚というのが理由・・・(^^; ※全体画像からのトリミングでピンも甘く、人形の顔も白飛びしているがネタ元なので(^^;
何が本来かは別として、内裏雛(親王雛)と官女(三人官女)、随臣(左右大臣)は京都形式で五人囃子は江戸形式(生まれ)とのこと、仕丁(衛士)は持ち物が京都形式(京雛)と江戸形式(関東雛)で違うが、これも江戸形式(生まれ)ではないかと思う。 因みに、仕丁の雛人形としての人気はかなり低い(怒、泣、笑の表情で私は好きだが、世間一般では華やかさに欠けるとの理由らしい)。当然だが、親王雛、三人官女、五人囃子これらの人気は揺るぎ無いとのこと。
さて、雛祭りも終わり、愈々春なのだが、今年の積雪量は途轍もなく多く、今後の農作業を考えると間に合うのか?と云う心境である。(当地だけではないが・・・) ただただ順調に融雪が進むことを願うばかりである。