晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

これは一寸・・・

2024年03月06日 17時05分38秒 | 天文ネタ
ポンス、ブルックス彗星が来ていることを昨日知った・・・ 如何に天文への関心が薄れていたことがよく分かる。今日の天気は午後になって晴れてきたので、夜まで続いて欲しいと思い、又、流石にヒグマもこの時期に家の周りにまで寄ってこないだろうと云うことで撮影の準備だけはしておいた。
POD内への常設は一昨年よりやめており、ピラー脚のみが入っている。今更架台を設置するのも何なので、ビクセンAP架台を出して、これにニコンZ8+Z400mm f4.5を載せた。カメラは兎も角、レンズは1キロ強と非常に軽いのでウェイトも一番軽いものでOKである。久しぶりの準備作業も楽しくて、これでOKとなって外を見てみると雪がちらちらと降っている。大体、こんなところなんだな~。

でも未だ希望はありそうで、このままスタンバイしておこうと思う。 でも余りに久しぶりなので導入の自信も無ければピント出しも如何だろう・・・ 

やっぱり雛人形の話題

2024年03月03日 13時58分58秒 | つぶやき
私は鳥の画像は略撮りっぱなしで、ファイル名にカメラと撮影場所と偶に鳥種を記しているのみで、一度(一週間に2~3回)の鳥撮りで500~1000ショット位なので、2~3ケ月も放っておくと選ぶのは結構大変である。と云うことで中々画像掲載は面倒になり、何時まで経っても掲載が出来ずにいる。 天文の方も、観望専門で、現場完結がモットーであったので、鳥の方も同様にシャッター切った瞬間で終了と云う感覚、家に帰ってから画像のピントチェックを偶にはするが、大体が放ったらかしである。基本、鳥は好きだがそれ以上にカメラ各部の感触等を楽しむのが第一なので、こうした褒められたものではないスタイルとなっている。そんな訳で庭の鳥たちの画像は、何れ又と云うことで。  そこで、やっぱり今日は上巳の節句と言うことで、今迄、このブログに登場していなかった三人官女の中央に座している官女の画像を掲載する。

関東雛などは服装の違いもないが、京雛では両サイドの官女は立ち姿で衣装は明るめ(くわえの銚子を持ち、口閉じ、眉あり)と(長柄の銚子を持ち、口開け、眉あり)なっており、この画像の官女は中央で洲浜台を持ち、眉は剃っており、お歯黒で、着物は両脇の人形と較べ地味な色合いであり、又、座っている。お歯黒や眉剃りで既婚者と云うことであるが、奈良時代や平安時代では皇族や貴族内では男女とも成人の際に行ったと言われている。その後、時代を経て江戸時代頃より女性の既婚者のみがするようになったとのことである。又、銚子は分かるだろうが、洲浜台は中国の蓬莱山の形を模した慶賀、婚礼時に飾られた調度品である。 以前にも書いたが、自分の好みとしてはくわえの銚子を持ち、口を閉じている官女が良いと思っているが、今回、撮影の際に、ジックリと中央の官女の顔を見てみると、頬のあたりが若干他の官女と較べ、幾分ふっくらとしており、これもまた結構と思う。 それでは

老いの症状が益々・・

2024年03月02日 22時16分41秒 | 野鳥
前回の更新からもう2か月。明日は上巳の節句。雛人形の画像でも思ったが、前回の更新で最近はブラインド内からの鳥撮りが多くなったと記したので、その様子を載せることにした。

家の庭の片隅に設置しており、偶に片付ける(悪天候時)位で最近まで常設していた。これは昨年の暮れに其れまで使っていたブラインドが強風で飛ばされ壊れてしまったので、少し大きめのタイプ(150㎝4方)を購入した。(2万円位)

大抵ブラインドテントは底が付いていないので底には板を全面に敷いて寒さは可成り遮断出来、中で温かい飲み物を摂りながら快適な撮影をしている。 さて、中のカメラボディはα7RⅤにnikon の556を着けているのだが、経年劣化なのか互換アダプターの接触加減で連写中にブラックアウトやAF動作が無反応になることが多く、如何しようかと思案していたところ、シグマより500ミリ f5.6が発表され、殆ど反射的に予約注文を入れた。しかし、予想外の注文数によりとのメーカーの発表があり、私の手元に届くのは一寸分からない。何れにせよnikon の何方かは売却の方向となる。一瞬、Z800ミリを購入して2本を下取りと考えたが、今回のタイトルにあるように、身体の彼方此方が痛み、今後のことを考えれば軽い機材に交換することはあれど重いのは絶対に無理と云うことで思い留まった。(それ以上に私の場合、500~600mmのレンズで十分なので)情けないもので首から肩、そして腕や手指、昨年、躓いて膝を強打してから脚までもダメになっており、これが老いと云うものだろうかと変に感心している。 昨年、経営縮小として農地(約3割)の売却を決めたのも、自身の体調を考慮したことからである。今年からは少し農作業の方も若干楽になるので、軽量なセットにて鳥撮りを続けたいと思っている。次回の更新は庭で撮った鳥達の画像を載せたいと思っている。




迷走もそろそろ

2023年12月31日 23時20分37秒 | 野鳥

大晦日になっての更新記事だが、相変わらず野鳥撮影用の機材を迷走中(試行錯誤中)であったが、此処に来て今後のスタイルは定まりつつありそうだ。 前回の更新から4か月程経過したのだが、あれからも機材の入れ替えは何回か有り、今現在は画像のこの機材である。(カメラ SONY a7rⅤ Nikon Z8   レンズ  Nikon AF-S 500mm f5.6 pf  Nikon Z400mm f4.5  )

前回同様なのはNikon AF-S 500mm f5.6pfのみで、絶賛していたSONY a7Ⅳもa7cシリーズの新型が発売され機能面でも高いものになり、これは今が換え時(値落ちする前に)とa7rⅤに交換した。被写体認識等が強化され高画素(6100万画素)で、クロップ等も存分に出来るようになり、この点は非常に満足している。但し、フィールドでの被写体認識及び瞳AFの差異は殆ど感じられない。室内で鳥の模型等を認識されるのなら驚く程凄いのだが、実際の現場ではa7Ⅳとの差を如何しても感じられない。それ以上にスリープからの立ち上がりでAFが呆けるのが困りものである。

次にNikonの方も、Z9からZ8に交換した。前回の更新でZ9はAFもZ6Ⅱと其れほど変わらない等と云っていたが、AFが初期設定のままだったので遅かったようで、その後、調整すると流石フラッグシップ機と感心するほどで、その後アップデートで鳥認識も加わり、一時はZ9のみ使うようになってしまった。ソニーa7rⅤは購入したてなのに殆ど出番がなく売却も考えた程。農作業が落ち着き、鳥撮りの時間が余裕をもって使えるようになった頃より、Z9の重さが腕や首にかけての痛みを呼びはじめ(撮影に行く度に夜中に痛みで目覚める)、ここでソニーa7rⅤの出番が回って来るようになった。只、お気に入りのソニーfe200-600 f6.3 Gレンズも重いので、いっその事と売却し、中古のfe100-400 f5.6 GM(昨年も一月程使っていたのだが、売却した)とテレコン1.4を購入。でも、このレンズ、昨年もピントの甘さを感じて即、売却したのだが、今回もやはり甘く感じる(素でもテレコン装着時でも)と云うことで、10日程使って売却。因みにこのレンズは2回目でテレコン1.4は3回目の購入である・・・ 誤解があってはならぬので、この2回とも新品レンズではなく中古品である。そして私の使う距離領域だけでのこと。因みにfe200600は凄くシャープなレンズだったので、より思うのかもしれない。これにて、手元からSONY製のレンズは全て無くなった。(Eマウントのタムロン20㎜のみ) 

こうなれば軽量化の勢いは止まらず、先に述べているが最高に気に入っていたZ9を泣く泣く売却しZ8を購入。 Z8の購入時は可成りZ9との操作感や質感等の格差に後悔し、キャンセル出来ないものかと真剣に考えたが、直ぐに馴れるもので軽量化されたことによる恩恵の方が勝ってきた。但し、Z9を持って筋力体力等に問題の無い人は絶対にZ9の方が宜しい。只一つ、流石に新しいボディなだけにAFはZ8の方が感覚ではなしに僅かだが俊敏である。(これも設定等で違ってくるのかもしれないので鵜呑みにしないでいただきたい)

こうして、一本になってしまった望遠のNikon AF-S 500mm f5.6 pfだが、SONY機にも互換アダプターにて少々の機能制限はあるが存分に使えており、このレンズを2台のボディで交互に使おうかと思っていたが、やはりZマウントのレンズが欲しくなり発売されたばかりのZ600mm f6.3pfに決めようと思っていたが、最短撮影距離が意外と取れないことと販売価格がネックで、一寸望遠が不足気味だが、最短撮影距離も問題のないZ400mm f4.5でいこうと思い中古品を購入。望遠域に関して自分は500mmあれば充分過ぎで400mmでも問題ない鳥撮りスタイルなので、被写体認識やAFの補助としてクロップ機能を使うことで全く問題は無いと思っている。しかし、このレンズで3000ショット位撮っているが、正直、描写はAF-S 500mmの方が好きである。描写が硬質で汚くさえ感じる。又、先日、Zのテレコン1.4倍を購入したのだが、此れを着けると当然だが由り助長される。巷ではZのレンズやテレコンは素晴らしいと云うが、私には繊細さや柔らかさがもう少し欲しいと感じるのだが・・・ 因みに私の最終出力形態はJPEG無調整画像をピクセル等倍で32インチモニターでの鑑賞である。

羆の出没で以前のような撮影が難しくなっており、私も自宅や公園以外の撮影は止め、公園内でも羆の足跡や糞が有ったりするので、大体、公園入口附近をぶらぶら歩いたり停まったりの撮影で、鳥が自分の傍に寄って来たところをさっと撮るスタイルとなっている。今は自宅の庭に寄ってくる野鳥をブラインドテントから撮影することも多くなっている。

来年は何とかこの人里への熊の出没問題が良い方向へ向かえばと願うことしきりである。それでは、良いお年を

 

 

 

 


随分と久し振り・・・

2023年08月06日 13時56分09秒 | 野鳥

前回のアップから約十ヵ月も経ってしまった。 別に体調が悪い訳でも忙しい訳でも無く、仕事の方も順調である。 只、相変わらず機材の出入り程度しか載せることが無いので、延び延びになったまでのことである。 実際、自分のブログを見るのも今年になって初めてである・・・。

近況としては、ここ数年の常であるが、よりヒグマの出没が頻繁とになり、水田の管理作業にも支障を来たし、田圃の水回りが一番の趣味である自分には可成り気の滅入る状況と云っていいだろう。(周りの農業者の方達も本当に困っている) この所為にする訳では無いが、夜の星見などは以っての他で、そろそろ天文機材は処分の方向かなと思っている。(タカハシFC60+ビクセンAP架台位は残そうかと)以前のように機材の売り買いが楽しかった気分は、今は全く失せ、処分する行動自体が面倒で如何し様もないので、これも延び延びになっていくことだろう。

さて、今結構嵌っている野鳥撮影?機材と云った方が正確だろうが、此方の方は中古市場もスケールが違い、成熟もしているので売り買いは実に容易で、億劫さを抱くことは余り感じず、私のような飽き易く目移りの激しいタイプには良いのか悪いのかは別にして、大層都合の良い時代である。 と云うことで、今回の本題は前回からの機種変遷の話である。先ずは直近の機材の紹介画像。

前回、紹介して残っているのはSONY a7ⅣとFE200-600 f5.6-6.3のみで、これは約一年間使ったことになり珍しく長く使っている。此れ迄の紹介でも評価は今でも最も高い。ボディの性能、質感、使い易さどれを取っても文句無しで、全く取り替える気が起きない。レンズも重量バランスが悪いことと、私には不要のズーム機能以外は野鳥の羽毛の描出等、手持ち撮影出来る機材として、ベストと思っている。と云うことで、今後も暫くは使うことだろう。

次のCanon EOS R6mk2とRF 800 f11は今年になって購入したものだが、野鳥撮影の手軽さや効率でいえば最高かと思う。このレンズに関しては正直、キワモノ紛いのスペックで購入欲などは微塵も起きなかったのだが、色々と評判を知るにつけ、ダメなら売れば良いとのことで購入したのだが、軽いし写りも(ヌケが良い)先ず先ずで、組み合わせているR6mk2も昨年使っていたR6とは可成り性能アップしており(AF関連)相当に気に入って使っていたものだが、左端に写っているNikonZ9の購入資金捻出の為に売却した。それと、残念ながらボディそして特にレンズだが、素材、質感等が私には持つ喜びを感じさせてくれなかったということ、そして一番の理由はCanon RFマウントには手頃な野鳥レンズがないこと。ヨンニッパやロクヨンと云った高額かつ持ちも提げも出来ないようなタイプしかなく、SONY,NIKONのように質感も良く、スペック的にも十分な200-600や400 f4.5 や間も無く発売されるNikon 180-600 と云ったレンズが無い。でもここのカメラ等は使っていて兎に角楽しいカメラで使い勝手はトップだろう。

そして、その横のNikon Z6Ⅱだが、これはZ9購入の下取りとして売却。これは昨年の暮れにNikon FマウントのAF-S 500 f5.6E pfと共に購入したもので、ZマウントのZ400 f4.5と随分と迷ったが400ミリだと1.4倍のテレコン併用となるのが気に掛かり、熟慮の末に決めた組み合わせであった。巷で言われるほどZ6ⅡのAFは弱いとは思えず、私の撮影スタイル(止まっている小鳥対象)では殆ど歩留まりには他の機種との差は出ていない。飛翔モノでもワイドエリアLで充分撮れるので私は満足して使っていた。(正直、現在Z9を使っているが、若干、速くなったかなという感じでしかない)

さて、最後、未だ購入して間もないが、Z8の人気や性能等で中古市場に数多く出回った時に、新品のZ8より安い価格が表示されていたのと、下取り額の割合が高かった期間に思い切って購入した。フラッグシップモデルを買うのはフィルム時代以来(ニコンF F2フォトミック F4S 他メーカーは別)で年齢からしても略、最終のボディかなと思って購入したつもり・・・ 実はZ8を予約していたのだが、中々手に入りそうもなく、高画素でのノイズ発生のことを考えると、やっぱりZ6Ⅱで充分だということでキャンセルしようと思っていた矢先にこの値段ならということでポチッとやっちまった。

使ってみての感想だが、重いのは百も承知で購入したので納得だが、望遠レンズでの手持ち撮影なので却って手前に重心が来るのでブレの軽減には良いだろう。被写体への鳥等の瞳AFでは捕捉のスピードではEOS R6mk2には全く歯が立たず、捉えてからからのAF精度ではSONY a7Ⅳが可成り上で、正直、これではZ6Ⅱでも良かったと後悔はしていないが、一寸複雑な気分。只、これは瞳AFだけのことで、それ以外は流石フラッグシップ機と思っていると云っておこう。 一つ、ここで、EOS R6mk2は瞳の捕捉は速いが合焦しているかと云えば結構フラフラしており、捕捉こそEOS R6mk2に少し遅れるがSONY a7Ⅳでの安定感は全然上である。 

但し、ニコン機(Z9,Z6Ⅱ)の良さは、瞳AF(人間等は問題ないと思う)は駄目でもピント拡大等の撮影機能が優秀で使い易く、己の眼とカメラ機能の融合での能力は歩留まり率は勝ることはあれども劣ることは無いと感じている。 

後、この我が国を代表する3大メーカーのミラーレス一眼を使ってのことだが、何故にニコンだけダイヤルが2つしかないのか。Mモードにした場合、非常に使い難い。他の2社はMモードで全てのシーンで支障なく撮影出来るが、ニコンはモードをSモード(鳥の場合)に変更している。私はISOオートが常なので、露出補正と絞り、シャッター速度は三つのダイヤルで操作するのだが、ニコンは一つ足りないのでシーンによってモード変更や別の操作を加えなければならないのが面倒くさい。軍艦部に余剰にスペースが有るので、フラッグシップ機だけでもダイヤルをもう一つ加えてもらいたい。(SONYに至っては4か所もダイヤルが使えるので操作は自由自在である)

と云うことで、現在はNikon Z9とAF-S 500 f5.6E pfとSONY a7ⅣとFE200-600 f5.6-6.3をメガダプとモンスターというマウントアダプターにて組み合わせを換えたりしながら楽しい野鳥撮影をしている。以上、久しぶりの更新でした。 年一回の更新か・・・・ 

 


今年は・・・怒涛の如き機種変遷

2022年10月10日 15時15分39秒 | つぶやき

何がそうさせるのか、今年はマウント変遷の年であったようだ。 理由は簡単で、ニコンZマウントの手頃な野鳥向きレンズがないとのことで、昨年の暮れに五十年来の付き合いであったニコンをやめ、キャノンに変えたことが始まりであったようだ。

最初、キャノンはR6にEFマウントのEF100-400ミリにテレコン1.4で鳥撮りしていたが、レンズの重心が先端側に寄ってバランスが悪く、堪え性のない自分は軽いとの評判であるRF100-500ミリに即交換。この件が本当の発端であったようである。私の堪え性の無さと持病の欲しい欲しい病が拍車を駆け、年金を受ける年齢になり趣味人生(十年程度だろう)も其れほど長くはないのなら我慢は無用と、懐具合の範疇で欲求に委ねることにしたのである。

この組み合わせは身体に優しくJPG標準での撮影オンリーだが、写りも良くテレコン1.4を篏さなくともメインである小鳥撮影には先ず先ずであった。 そんな中、オリンパスよりOM-1が発売され、気に入って使っていた縦グリ一体型のOM-D M1Xを手放しOM-1を購入。

優秀な被写体認識等搭載の高機能謳うカメラで、キャノンR6と鳥撮りを併用した。只、謳い文句程のものではなく、正直、シングルポイントでの撮影が間違い無いと云ったところで、先に使っていたM1Xとの差は殆ど感じることのない使用法であったので、本音を云えば縦グリがあり構えが確り出来たM1Xのままでも良かったかなと思ったりもした。 

次にキャノンR6だが、安物のSDカードばかり使っていたので書き込みに時間を要し、連写をすると詰まってしまい、次の対象に向けて撮影が出来ないことが頻発、(同様のカードでもオリンパスは全くこんなことはない)バッファが足りないのだろうか? 

と云ったところで、R5ならそんなことは無いだろうとR6を売却し中古品のR5を購入。4500万画素も不要であったが、先ずはこれでキャノンの鳥撮りシステムとしては完成形だろうと云うことで、OM-1と共に、その日の気分等で使い分けていた。

しかし、このカメラも連写をかけた際、時々R6と同様の症状になり、ここは即、SDカードを止めCFexpカードに変えることにした。正直なもので交換後は一切このような症状はなくなった。 それで、ホッとしたのも束の間で、当地北海道も最近の夏は30度位の温度になるのは度々で、そんな中でR5を使っているとフリーズすることが二三度あり、バッテリーの抜き差しで復活するのだが、私の性格上、堪え切れなくなってこの際マウントチェンジをしようかと思い始めた。 

出てくる絵も申し分なく良いものとは思っていたが、細かいことを云えば総じてR6.R5はボディが私の手には大き過ぎレンズも鏡胴径が太いため何時まで経っても手に馴染むことなく、一番のダメだったのがレリーズポタンの位置及びボタン周辺に突起がないので、他のボタンやダイヤル操作をした際、指が離れて再度レリーズボタンへと思っていても、ズレて違うところに指がいってしまうことだ。これは、OM-1やM1-Xもそうした形状であった。(OM-D EM-1mk2はレリーズボタン周辺に突起があった)この指がかりが無いのは私にとって使い辛いことこの上もないことで、ニコンボディが懐かしく使い易さも再認識したものだ。 

そんな時に、以前より気になっていたミラーレス機の先駆メーカーSONYはどうだろうかと思い始めた・・・と云うかキャノン機に換える際、SONY機も検討していたので、ことは一気に進んだ。 只、OMを如何するか・・・残すかで少々考えたが、歳も取ってマウント混在はもうやめようと決め、又、少ない弱点だがOM-1のファインダーの見え味はどうも戴けない。(明るい空等が入ると白飛びするような見え方) この際、両方売却してしまおう。 そして購入したのがこれである。

昨年暮れに発売されたα7mkⅣにニコンZマウントでは発売を今か今かと待ち望んでいたスペックを持つSEL200600Gズームと標準ズームSEL24105Gを同時に購入した。目から鱗で正直、SONYのカメラは私のような爺には老舗のニコンやキャノンとは格下のメーカーという認識で抵抗があったのだが、(ミノルタやコニカ等の技術が入っているが)使ってみれば、操作性や痒いところにも手の届いた設定、設計等で、当に文句なしのボディである。でも、写りに関しては、パープルフリンジが強く出ることには愕然としたものだ。2本のレンズ共でるので、センサーも当然絡んでいるのだろう。 正直、キャノンやニコンの画像を調べ尽くしたが、これ程目立つフリンジが出ているものなど1ショットもなく、OMの画像で極薄く出ているものがあっただけ。 やはりキャノン、ニコンは最高のカメラ及び光学メーカーだということを再認識した。(但し、パープルフリンジが目立つようなシーン、例えば空抜け等のショットはまずもって使わない絵なので問題は無いが) 

しかし、それでもSONY機の優位性は揺るがないように感じている。ボディ形状サイズ、各ボタン等が絶妙でコンパクトな為、握った手を持ち直すことが不要で、当然レリーズポタンも周りに電源スイッチレバーがあるのでボタンを探す等という情けないことはしなくてもよい。(ニコンボディも同じような形状) ファインダー等はキャノンの方が見え方は上だが、気になる様な見え味ではない。そして、肝心のAF性能だが、一発目の被写体を捉える能力(使用レンズのモーター等も関係するのだろうが)はキャノンR6、R5やOM-1が上のような気がするが、機の真価は捉えてからのピントの精度が抜群で、撮影の歩留まり数は圧倒している。正直、R5やOM-1では最後にはMFに切り替えてピンを追い込む作業が必要であったが、α7mk4では瞳を確り捕捉しているので、そんな作業は殆どの場合、略不要である。 それ以外にも優れた点は沢山あるが、余りに気に入り過ぎて、サブ機としてAPS-Cサイズのα6400中古と70-350ズームをつい先日購入した。このセットも軽便で鳥撮りに活躍中である。

因みに稲刈り作業はやっと終わったばかりで、出荷調整は未だしていないが、鳥撮りには稲刈りの最中も今も盛んに向かっている。今一度述べるが、年金を貰う歳になったので、仕事は程ほどにして、やりたいことを先延ばしにせずに楽しみながら過ごしたいと思っている。 お金は結構使ったように思うが、全て下取りやオークションでの売却で入れ足しは意外に少額で済んでいる。特にキャノンのミラーレス機関連は中古でも高いので購入時の1~3割減で売却出来た。

それにしても、今回の更新までは随分と時間が経ったな~

 


ねこの日・・・と

2022年02月22日 21時41分29秒 | つぶやき

猫の日の記念にちゃ平次の画像をと云うことで、舌をペロリと出したものを載せる。(可愛く撮れていないが・・・)

これは、Canon RF100-500mm f4.5-7.1が届いた時に、傍らに居たちゃ平次を撮ったものだ。暗い場所だったのでISOは 25600であった。(ズーム位置 300mm f5.6  1/125)

このレンズをR6ボディに装着した際に其れまで使っていたEF100-400mm f4.5-5.6 Lと較べて随分と軽いものだと感じた。実際、重量も200g程軽いのだが、取り付けた際のバランスが非常に良く、一寸大袈裟かもしれないが半分程に感じる。写りの性能は其れほどの違いは無いのだろうが、これを使うともう元には戻れない。但し、高級感、質感等は旧EF100-400が遥かに上である。Olympus OM-D E-M1X+300㎜ f4の組み合わせと重量は略同じ(2キロ程)なのだが、Canonの方が遥かに軽く感じる。因みに、Olympusは何故か実重量よりも手に持つとずっしりと重く感じ、今はもう手元に無いがNikon D500+Af-s200-500 f5.6 は見た目は重そうだが、意外とバランスが良く持ち歩きは楽であった。(被写体に向けての構えた際は重量通りだが・・) ねこの日記念のアップなので、この類の話はこの辺りで・・。

 

 

 


新しい撮影セット

2022年02月20日 23時18分45秒 | 野鳥

初めて手にした一眼カメラがニコンFで中学3年の時だ。それからず~と五十年間ニコン機メイン(ニコンの一眼レフ20台位)であったが、今回の断捨離?で遂にニコン一眼とはお別れすることになった。

D500AF-S 200-500E f5.6は残していたのだが、現在使っているオリンパスキャノンの鳥撮りセットと較べて重いと云うこと、そして、ミラーレスを使うとやはり便利で戻れない。(露出補正命の私には、ファインダーで出来上がりが確認出来るので堪らなく便利)それと、やはりニコンZマウントに私の欲している手頃なものが用意されていなかったことが大きい。この点、キャノンRFマウントは、実に手頃な金額で私の欲している焦点域の単焦点レンズが用意されていたことで、可成りニコンに未練は有ったのだけれど、思い切って全て売却をした。尚、キャノンの方も、マウントアダプターを介してEFレンズ100-400ズームを使っていたが、重量バランスがとても悪く、RFマウント100-500ズームに交換し、テレコン等も全て一掃することにした。唯一、ズイコーレンズのテレコン1.4×のみ残した。又、先日、発表になったOMシステムOM-1も速攻で発表日に予約注文。(当然、OM-D E-M1Xは下取りに出す) ここ最近の鳥撮りではオリンパスの出す絵で充分満足しているので、将来的にキャノンは野鳥撮影には使わない方向になると思う。 下の掲載画像が現在の新しい撮影セットである。

被写体認識やAFの速度等の精度も両機甲乙つけ難く、どちらも野鳥撮影には適していると思うが、キャノンは絵が綺麗過ぎ・・オリンパスはニコンと同様に絵と実際との差がないので、私は此方が好みである。(NASAがニコンを使う理由が分かるような・・) 又、ズイコー300ミリf4 pro単焦点は期待に違わず良いレンズで、ニコンやキャノンと較べても、何ら遜色ない絵を出してくるのでお気に入りであり、新機種のOM-1との組み合わせでの絵も楽しみである。 

ところで、キャノンとオリンパスの操作系は似ているので、間誤付くことがなくこの二台にしたのは正解であった。 これで、昨年末からの断捨離という名目での入れ替えは終了ということ。それにしても、今年は雪は凄過ぎて記憶の中ではこんなに降雪量は初めてである。それも理由なのか鳥の姿も中々見掛けない程で、全然、鳥撮の成果はゼロ行進。早く春が来ないかな~

 

 

 

 

 


やっぱり、やめられね・・

2021年12月25日 11時24分53秒 | 野鳥

断捨離など、どこ吹く風で、やっぱり自分には無理である。せいぜい、器材整理が関の山。 時期的なものか、鳥の姿が極端に減ったように思う程の毎日で、鳥撮りなどは成果ゼロが日常と為りつつ有りの毎日。 前回の更新で、断捨離紛いの器材整理を行ったとの記事を書いたが、整理を中々出来ない者の常で、売却したオリンパスモノとしての魅力が忘れられず、以前より売却予定していたニコンZ-50とnikon 300mm f4 pf 及び使うことのないテレコン1.4.1.7 2.0の3本を下取りに出してオリンパスOM-D E-M1Xとm-zuiko100-400mmf5-6.3を購入。 

条件悪い中での鳥撮りを数回行ったが、どうにも納得出来ない結果ばかり(暗い条件下が多く、マイクロフォーサーズには不利ではあった)。前回の更新記事にも書いているが、OMの整理理由としてフォーマットサイズかレンズ性能の何方かに納得出来ない要因が・・ということで整理したのだが。 ボディーはどのカメラよりもお気に入り(縦位置グリップ一体型で大きいが、鳥撮り専門なので却ってバランスは良い)なので、もう手放したくなく、今回のレンズ選定時に価格の面で妥協し、欲しかったzuiko proレンズ300mmf4を諦めて100-400mmにしたことが原因と決め付け、10日足らずでレンズの下取り交換をした。(こういう場合は早い方が良い)実際、マウントとのフィット感(100-400ではガタが有って気に為っていた)が確りとしており、写りの方の確認は天候悪く出来ていないが、これで納得出来ないのであれば、自分の技術だろうと諦めもつく。因みに100-400は新品で300mm f4 proは中古品である。(中古品が出て来るのを待って、即注文 差額10万円位)

これで、鳥撮りは3台体制ということになるだろうが、以前のようにニコン、オリンパスでの体制になると思っている。被写体認識等を多用するのであればキヤノン、オリンパスの体制もよいが、自分の最も使う(略これしか使わない)シングルポイントAFではニコン、オリンパスになる。キヤノンは速いが捉えても、直ぐに行ったり来たりやシングルポイントの周囲にまでAFが影響されるようで、樹間での撮影が多い自分には使い辛い。それと、フルサイズ機は私の使用状況からでは鳥撮りに最適とは思っていないので・・・(トリミング前提の撮影ということで)

売却したニコンZ-50は最初行ったり来たりは少々するが、捉えてしまえば迷ったりはしなかった。捉えるまでのスピードは劣るが、捉えると離さず、撮れ高としてはガチピン率からしても所有機トップ(画質もD500より上)であったと思う。(何故、売ったかといえばボディー内手振れ補正がないことと、レリーズの感触が今一だったので(D500は小気味よい感触である)、残したいボディーとしてのポイント足りず又、APS-Cボディー2台は要らない) ※後日、Z-50の使い易さや写りが忘れられず再購入している

キヤノンは未だ設定等でのコツが掴めておらず、今後はどうなるか分からないが、フルサイズなので、鳥以外の建物等の撮影や1m弱まで寄れるEF100-400f4.5-5.6にてのテレマクロでの撮影に活躍するだろう。兎に角、キヤノンはマーケティングに長けており、手頃な価格の丁度欲しいレンズが即発売され、ユーザーのニーズを分かっていらっしゃるとつくづく思う。ニコンのZマウントは私にとって欲しい焦点域は抜けており、価格は高いで、50年以上も略ニコン一筋であったが一寸暫くは様子見とする。 

尚、やっぱりAFはクロスセンサーが鳥撮り(樹間でのシーン)にはストレス感じず使用出来て適しており、如何にデュアルセンサー搭載のキヤノンでも一寸劣ると思っている。 間違い無くガチピンで記録等をするのなら、少々遅くとも位相差+コントラストのハイブリッドも悪くないと思う。 さて、これで、年内の更新は最後と思うが、来年も遅々とした更新でのブログ継続をする予定ですので、よろしくお願いします。 

 

 


断捨離・・・?

2021年12月02日 14時36分29秒 | 野鳥

いつも久し振りの更新という書き出しで始まるが、此れといったネタが無いので仕方が無い。 星見の活動は全くのゼロで、止めたと言っても差し支えない状況。でもレナード彗星は見るか撮るかしたいとは思っている。

さて、本題に入るが、鳥撮りの方は細々と続けているが、今年になって何時でも何処でも持ち歩けるように軽量器材ということで、オリンパスOM-D EM1m2+70-300mmズームを愛用していた。しかし私の腕が余りに下手な所為か納得出来ない写りで、ニコンのセットで撮るものとの差が有り過ぎ、これはレンズかなと言うことで、もう一ランク上のレンズをと思案中にフォーマットサイズにも原因が無いわけでもなかろうと思い始め、思い切って処分することにした。 テレマクロでの使い心地や近接での画質には満足していたが、少し遠くのものの解像及びシャープさが何としても納得出来なかったからである。但し、AFの速度等はニコンD500と較べても全く遜色なく樹間に見え隠れする小鳥にもビシッビシッと捉えるので小気味よく楽しい鳥撮りが出来たので惜しい気はした。

処分に当たっては思い切って、使用頻度の少ないレンズ及びボディもということで、デジ一眼(ニコン、オリンパス、フジフィルム)7台、交換レンズ14本を売却した。 撮るものは鳥や昆虫、花なので、残したものはニコンボディ2台マクロレンズ40mm、望遠の300mmf4Pfと200-500mmf5.6のみである。 しかし、何としてもオリンパスの代替機が欲しく、色々考えた挙句、この趣味を始めて五十年超になるが初めてのキヤノン機(EOS R6)を導入することにした。着けるレンズは色々考えたが旧マウント中古のEF100-400mmf4.5-5.6L isⅡとした。

その後、RFマウント35mmマクロも追加購入した。これで、後は、様子を見ながらもう一台ボディとレンズを(ニコンZ50及び300mmf4)処分しようかと思っているが、世間でのEOS R6の評価の良い面を未だ実感していなく、(現在ショット数800位)樹間での探る(捕捉)AFに措いてはOM-D EM-1Ⅱ、D500には全然及ばず、クロスセンサーの優位性を再認識させられた。但し、Z50よりはすべての点で速くレリーズのレスポンスが非常に良いので、撮っていて気持ちは良い。ご自慢の自動認識等は山野での撮影がメインの私のスタイルには略、役に立たたずで、背景の整理された水辺や近距離での大きめな鳥や飛びものには有効と思う。 未だ未だ、AFのスピードや被写体を捕捉する性能は、前述のボディには可也水を空けられているようだ。(一点AFポイントでの比較)

売ってしまってから思うのだが、本当にミラーレスでもOM-D EM-1mⅡAFは大したものだった。 それと、世間の評判(各メーカーの○○性能)は余りあてに為らないものだ。特にユーチューブなどからの情報はあてに為らないものが多い。(悪いというものは、それ程悪くなく、良いというものもそれ程良くない、どのメーカーの製品も横一線上と私は思う) 現在、3台での撮影をしているが、どれも使用していて楽しく出力された像も先ず先ず?で(EOS R6では悪条件で未だ良いのが撮れていない)、暫くはこの体制で行こうと思っている。