

今、そばの花が最盛期を迎える時期となりましたが、今年は播種後の大雨で湿害によって少し昨年より出来がよくないようです。それでも約8,000㎡のソバ畑は、畑一面に白い花が咲いていて花の香りに包まれ、周囲の農村風景とともに秋の風を気持ちよく吸うことが出来、ウォーキングや散歩の人たちがたくさん訪れています。そして、実がつき始めたころに出来る赤い「とうろう」(ちょうちん)も、たくさん見られるようになりました。こうした光景は、あと1~2カ月後の「新そば」への期待をふくらませてくれます。昨日は蕎麦収穫隊の人たちとの花見会。もちろん新そばを食べられるものではありませんが、それでも、美味しくそばが食べられるのであればうれしいこと。夏が過ぎて食べる蕎麦のために熊本まで行って真空窒素充填パックをしていたそばは、新そばとはいかないが風味もあり美味しいもので、菊正宗のお酒とマッチしていました。地粉をしっかり保存してきたその成果があり胸を張ることができ大満足です。



