



ソバと共にこの一年。平成21年は約8,000㎡ソバを植え、ソバ収穫隊の皆さんの協力のもと見事に篠原産自家ソバが沢山獲れました。年末29日から30日の朝までこれまで経験のない集中力で粉を捏ね、手切りを行いました。
ソバ粉については、電動石臼と篩を買いましたが、あまり量が多かったので香椎の製粉所に64kgの玄ソバを持っていき、42kgの粉を持ち帰りました。しかし篠原ソバは田舎ソバを目指しており、製粉所の粉はさらしな粉に近いものであったので、ソバ殻を入れ田舎そばにしました。
そして、朝の4時と5時起き、そして夜は遅くまで、手足は痛く、手は荒れ作ったソバは240食、我ながら感心しました。
ソバをこれまでかなり打ってきましたが、何回もそば打ちをすることで粉の状態と湿度、天候、季節も微妙に影響し、これは年季をつまないと安定しないと改めて思いました。今回はあまりにも一度に集中したので時間が足らず、水回しだけはもちつき機を使ってやりうまくいきました。
こうして作った生ソバをタッパーに入れ、美味しいソバの食べ方の説明書を付けて、収穫隊の皆さんを始め、親せき、近隣はもちろん、おすそ分けで知人に配りまくりましたが「風味と腰のあるソバが食べられた」と、麺好き、そば好きの皆さんに喜んでもらえることができ、苦労は吹っ飛びました。
来年も皆さんの感想を聴き、修正を加えてよりよいソバを作っていきたい思いがいっぱいになりました。
























