TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元企業のサンデンが手の消毒器増産体制へ

2009-08-21 07:22:37 | 地域産業
地元企業のサンデンは、新型インフルエンザの本格的な流行を受けて、手や指の自動消毒器の生産台数を平常時の約5倍に引き上げます。本業の自動車部品の販売が落ちているなかで、消毒器の販売拡大を目指します。

 サンデンが生産している消毒器は、手を差し出すと赤外線センサーが感知して消毒液が噴霧するもので、価格は10万円です。

 サンデンは2009年4~6月期連結決算では売上高が前年同期比3割減少しており厳しい状況が続いています。今後も消毒器が好調な場合は、生産ラインの増設や、自動車部品生産の人員を消毒器部門にシフトしていくことを検討していく予定です。

 新型インフルエンザは感染者が11万人に上り、全国的な流行となってきました。タミフル等の薬はもとより、対策のために商品を生産、販売する企業は、できるかぎりの商品供給をしてもらいたいものです。