先日、2ちゃんねるのニュース速報+板に平沢進さんの名前を眼にして驚きました。
平沢さんはあまり・・・というか、ほとんどメディアに顔をみせない。
まして、ニュース記事になることはまづありえません。
まぁ、今回もネット上で記事になっていたのですが、それにしても珍しい。
記事の冒頭にはこうあります。
録音・録画補償金やDRMのあり方などの議論の舞台に登場するのは、いつもJASRACを始めとする権利団体。だが本当の意味での著作権者であるプロの音楽家は、今日の状況をどう考えているのか。現役ミュージシャンで音楽配信の先駆者である平沢進氏に話を聞いた。
早い話がジャスラック批判記事といったところ。
私も音楽業界におけるジャスラックの利権の構造には些か疑問を抱いているくちなので大いに興味がある記事でありました。
(詳しい内容は以下のサイトを参照)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
以下、記事から要点(問題点)を列挙いたします。
・現在、音楽著作権には「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」があるが、このうち「録音権等」以外はJASRACが独占的に管理している。
・アーティストとJASRACの間に「音楽出版会社」というものが存在する。
アーティストはこの出版会社に、自分の権利を「譲渡」し、そしてその出版社が、JASRACに権利を委託する、という二重構造になっている。
・JASRACで集金されたお金は、この出版会社を通るだけで50%引かれて、アーティストへ戻るという構造がある。
・出版会社は“プロモーションに努める”と言うが、成果は保障せず、どんなプロモーションをするのか何度説明を求めても、回答しないことがほとんど。(大きなセールスが期待できるアーティストについては積極的に動く)
・補償金の分配方法が不明確。
・多くのミュージシャンが著作権を、出版会社に譲渡してしまっているので、ミュージシャンが著作権侵害を発見しても、作った本人には著作権がなくなっているので、どうすることもできない。
・さらに、アルバムをリリースする権利、逆にリリースしない権利を、ミュージシャン本人が自由にできない。
およそこんなところです。
平沢さんはこの利権構造に疑問を抱き、メジャーレーベルとの契約を打ち切り、
作品の版権を引き上げて自分で管理するという方法に切り替え、
現在ではインターネットを介して音楽配信を行なったり、プロモーション活動を行なっています。
記事にもあるように、日本で初めて本格的にネットで音楽配信を始めたのは平沢進さんです。
御本人曰く
「メジャーレーベルを辞めて自分で配信するようになってからは、作品の売れ行きは伸びて、マーケットも広がってます。」
とのこと。
平沢ファンの私としては大変嬉しいお言葉でありました。
ここまで、書いてきましたが、
平沢進さんを御存知ない方がほとんどだと思いますので、
以下、平沢進さんについて簡単に紹介をいたします。
平沢進さんはマンドレイクというプログレのバンドを経て、
1979年、テクノバンド「P-MODEL」のリーダー・ボーカリストとしてメジャーデビュー。
1989年以降はソロとしても活躍中。
記事によると
ライブパフォーマンスにおいては、会場のオーディエンスとネット上のファンによる「選択」で毎回違ったストーリーを展開していく、独特の「インタラクティブ・ライブ」を実践し、2001年には「デジタルコンテンツグランプリ」において最優秀賞である経済産業省大臣賞を受賞している。
とあります。
平沢さんの音楽は一言で言うと非俗。
特にソロの作品は壮大にして雄大。
日本の邦楽界の遥か上、天上から見下ろすかのごとき楽曲を生み出しています。
悪く言えばマイナー向けといいますか、一般向けではなく、
それゆえ、コアなファンを多く抱えている方です。
一般的にも知られている曲では長州力のテーマ曲「パワーホール」などがあります。
『千年女優』や『妄想代理人』『ベルセルク』などのアニメの曲を担当したことでも知られています。
さてさて、言葉で説明してもどのような音楽を作っているか伝わりませんね。
ということで、是非、下のサイトで平沢さんの曲をお聴きになってみてください。
一部の楽曲が無料で配信されているんです。
http://www.teslakite.com/freemp3s/
お薦めは下の方にある『RIDE THE BLUE LIMBO 』や『HALDYN HOTEL』。
まさに壮大なスケールの曲です。
テクノ系がお好きな方は三段目にある『Big Brother』をどうぞ。
これらを聴いてビビッっと来たアナタは、
いづれ、私と同じく平沢ファンになる方かもしれません。
平沢さんはあまり・・・というか、ほとんどメディアに顔をみせない。
まして、ニュース記事になることはまづありえません。
まぁ、今回もネット上で記事になっていたのですが、それにしても珍しい。
記事の冒頭にはこうあります。
録音・録画補償金やDRMのあり方などの議論の舞台に登場するのは、いつもJASRACを始めとする権利団体。だが本当の意味での著作権者であるプロの音楽家は、今日の状況をどう考えているのか。現役ミュージシャンで音楽配信の先駆者である平沢進氏に話を聞いた。
早い話がジャスラック批判記事といったところ。
私も音楽業界におけるジャスラックの利権の構造には些か疑問を抱いているくちなので大いに興味がある記事でありました。
(詳しい内容は以下のサイトを参照)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
以下、記事から要点(問題点)を列挙いたします。
・現在、音楽著作権には「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」があるが、このうち「録音権等」以外はJASRACが独占的に管理している。
・アーティストとJASRACの間に「音楽出版会社」というものが存在する。
アーティストはこの出版会社に、自分の権利を「譲渡」し、そしてその出版社が、JASRACに権利を委託する、という二重構造になっている。
・JASRACで集金されたお金は、この出版会社を通るだけで50%引かれて、アーティストへ戻るという構造がある。
・出版会社は“プロモーションに努める”と言うが、成果は保障せず、どんなプロモーションをするのか何度説明を求めても、回答しないことがほとんど。(大きなセールスが期待できるアーティストについては積極的に動く)
・補償金の分配方法が不明確。
・多くのミュージシャンが著作権を、出版会社に譲渡してしまっているので、ミュージシャンが著作権侵害を発見しても、作った本人には著作権がなくなっているので、どうすることもできない。
・さらに、アルバムをリリースする権利、逆にリリースしない権利を、ミュージシャン本人が自由にできない。
およそこんなところです。
平沢さんはこの利権構造に疑問を抱き、メジャーレーベルとの契約を打ち切り、
作品の版権を引き上げて自分で管理するという方法に切り替え、
現在ではインターネットを介して音楽配信を行なったり、プロモーション活動を行なっています。
記事にもあるように、日本で初めて本格的にネットで音楽配信を始めたのは平沢進さんです。
御本人曰く
「メジャーレーベルを辞めて自分で配信するようになってからは、作品の売れ行きは伸びて、マーケットも広がってます。」
とのこと。
平沢ファンの私としては大変嬉しいお言葉でありました。
ここまで、書いてきましたが、
平沢進さんを御存知ない方がほとんどだと思いますので、
以下、平沢進さんについて簡単に紹介をいたします。
平沢進さんはマンドレイクというプログレのバンドを経て、
1979年、テクノバンド「P-MODEL」のリーダー・ボーカリストとしてメジャーデビュー。
1989年以降はソロとしても活躍中。
記事によると
ライブパフォーマンスにおいては、会場のオーディエンスとネット上のファンによる「選択」で毎回違ったストーリーを展開していく、独特の「インタラクティブ・ライブ」を実践し、2001年には「デジタルコンテンツグランプリ」において最優秀賞である経済産業省大臣賞を受賞している。
とあります。
平沢さんの音楽は一言で言うと非俗。
特にソロの作品は壮大にして雄大。
日本の邦楽界の遥か上、天上から見下ろすかのごとき楽曲を生み出しています。
悪く言えばマイナー向けといいますか、一般向けではなく、
それゆえ、コアなファンを多く抱えている方です。
一般的にも知られている曲では長州力のテーマ曲「パワーホール」などがあります。
『千年女優』や『妄想代理人』『ベルセルク』などのアニメの曲を担当したことでも知られています。
さてさて、言葉で説明してもどのような音楽を作っているか伝わりませんね。
ということで、是非、下のサイトで平沢さんの曲をお聴きになってみてください。
一部の楽曲が無料で配信されているんです。
http://www.teslakite.com/freemp3s/
お薦めは下の方にある『RIDE THE BLUE LIMBO 』や『HALDYN HOTEL』。
まさに壮大なスケールの曲です。
テクノ系がお好きな方は三段目にある『Big Brother』をどうぞ。
これらを聴いてビビッっと来たアナタは、
いづれ、私と同じく平沢ファンになる方かもしれません。
自分は特に好きという程でもなかったんだけど
後輩が好きでコピーバンドしてて
ついにはP-MODEL呼んでしまったので
おかげさまで見たことがあります
その後彼は一時平沢氏に弟子入りしたと思う
現在CGアーティストとして活躍してます
「秋元きつね」氏
http://www.nolabit.com/
音楽も止めてはおらず
自主制作がリリースされるようです
秋元きつねさんは存じませんでした。
CGアートと音楽をやってらっしゃるんですね。
パ(ryってなんですか!?
久し振りにコメントしてくれたと思ったらまたそんな不可解な(笑)
それならそうと書いてくださいましよ(笑)
へぇー。
しかし、「パワーホール」は別名ですか。
本当は何ていうんです?
それと、短時間で適当に作ったことも存じませんでしたよ。
さすが、プロレスネタはお詳しいですね☆
郭光雄のパ(ryは平沢でなく異母犯抄という名前でアレしたということ。
平沢進でググったらアスキーの88の本に出ている伊川谷北高校出身のアレにも楽曲提供していたとか。