雨曇子日記

エイティライフの数々です

朝だ元気で

2020-04-03 10:25:02 | エッセー

4 月 3 日(金)部屋が明るくなってきたので夜が明けたのかなと思う。

窓を開けてみると屋根に仕切られた小さな空が見えた。

 

 

朝だ 朝だよ 朝日がのぼる

燃ゆる大空 日がのぼる

みんな元気で 元気で起(た)てよ

朝はこころを きりりとしめて

 

八十島稔作詞 飯田信夫作曲のこの歌は、戦意高揚の歌ということで「空にまっかな陽がのぼる」「元気で起きよ」に戦後改められたらしい。

 

新しい 朝が来た 希望の朝だ

喜びに胸を開け 大空あおげ

ラジオの声に 健やかな胸を

この香る 風に 開けよ

それ 一 二 三

 

藤浦洸作詞 藤山一郎作曲のラジオ体操の歌だ。

私が起きだしたころ、ラジオ体操はとっくに終わっていて、テレビをつけると、マスクをつけた大臣や知事が、コロナウイルス感染者の急速な増加について語っている。(世界では感染者が 100 万人に迫って、なおも収束の見通しは立たないのだそうだ)

これでは、朝が来ても喜べないではないか。

コロナとの戦いということで、「朝だ元気で」は戦前バージョンで歌った方がいいかも知れない。

 

 

一つまた思い出した。「♬紺碧の空 仰ぐ日輪・・・」で始まる早稲田の応援歌、これを作曲した古関裕而の物語がNHKの朝ドラ「エール」となって放送されているはずだ。これを見てみようかな。

 

外に出てみたら木瓜や山吹の花が「頑張りましょう」と元気づけるように咲いていた。

とりあえず、マスクはつけるものの気分は落ち込まないように、上を向いて歩きたいものです。