2月1日よりそれぞれのキャンプ地でトレーニングを積んできたプロ野球の各球団は、26日(土)から一斉にオープン戦に入った。オープン戦は、試合前のセレモニーが公式戦と同じ。いよいよ野球シーズンに入ったという感じ。
日本ハムは、その緒戦が、横浜DeNAベイスターズ。
昨年11月、日本ハムの監督に就任した新庄剛志氏はBIG BOSSと呼ばせ、奇抜な言動でマスコミの注目を一気に浴び、日本ハム以外のプロ野球の諸球団はすっかりかすんでしまった。
名護の球場に設置させた巨人原監督のそれより高いステージで選手を見守る新庄氏
所で、オープン戦第一戦の先発を上沢投手と決め、この試合の監督まで彼に託した。
新庄氏はというと、ベンチにも入らず、宿舎で実況を観ていたとのこと。試合は、5-0の完敗。
DeNA 1 1 2 1 0 0 0 0 0
4回までのハムの失点は上沢・金子・ロドリゲス投手によるもの。5回からは、長谷川・河野・玉井の各投手が0に抑えた。特に河野竜生投手が3イニング投げたのは頼もしい。また、5回に登板し、それまでの悪い流れを断ち切った長谷川凌次投手の働きは大きい。上沢監督の好采配というべき。
ただ、打線は安打5と精彩を欠いた。タイムリーが出なかった。その中でも、清宮幸太郎選手に一本安打が出たことは、明るい材料だ。楽天などはこの日、ヤクルトに 5-0と完封を食らったが、7人の投手にノーヒットノーランだった。
これをもって、楽天が今シーズンは打てないと決めつけることはできない。
だから、この敗戦を土台にしてハムの選手が一層飛躍すればいいのだ。新庄BOSSは何を学んだのだろうか?
ただ、観客だけは、すごく入っていた‼
2月27日(日)名護 日本ハム4ー2広島
今日は新庄BOSSが指揮をとった。「みんなで、元気に楽しくやってくれることが一番うれしいですね」(スポーツ報知)と語ったそうだ。ヒット数は6本と昨日より一本多いだけだが、4回に今川優馬の2ラン、7回には王柏融のソロと2本のHRが効いた。投手も堀・生田目・宮西・立野・井口とつなぎ広島打線を2点に抑えた。
杉谷の2塁の守備もよかった。
2月28日(月)名護キャンプ終了
午前11時ごろ選手一同円陣を組み、近藤健介主将の挨拶の後3本締めでキャンプの終了となった。
3月2日(水)ナイター札幌D 日本ハム 1ー0 ヤクルト
名護キャンプから札幌に戻ってのヤクルトとの第一戦。7人の投手で楽天をノーヒットノーランに抑えた昨年の日本一のチームヤクルトだが、8安打を浴びながらも完封勝利。
ハムの安打数は佐藤竜世のポテンヒット(中堅前に落ち2塁打となる)のみ。つまり、ヒット1で勝った。9回表は吉田投手が2死満塁と攻めたてられたがこれを逃げ切った。ヒット1でも勝ちは勝ち。これぞ新庄BOSSの采配。
3月3日(木)ナイター札幌D 日本ハム 1ー1 ヤクルト
今日は引き分けに終わったが、緊迫した良い試合だった。
ヤクルトくは、1回、日本ハムの二年目の根本投手の立ち上がりを攻め、押し出しの1点を取ったが後が続かず、4回まで投げさせた。一方ヤクルトは、ベテラン石川雅規投手が3回に万波選手にHRを浴び追いつかれた。そのまま両軍とも0を重ね引き分けた。
日本ハムは、昨年は1軍で一度も投げたことのない根本投手が4回1失点で投げぬき、後は、古川、ロドリゲス、望月、北山、西村とつないで逃げ切った。
9回裏、近藤健介のヒットを足掛かりに2死2塁のチャンスをつかみ、代打佐藤竜世を立てる見せ場を作って攻め立てた。
3月5日(土)札幌ドーム デイゲーム 日本ハム 3Xー0 巨人
万波の2塁打など6本のヒットで3点を挙げ、投手陣は河野が5回、上沢3回、9回の表はドラフト6位の長谷川威展(たけひろ)投手が0に抑え、巨人を完封した。この快進撃どこまで続く!
3月6日(日)札幌ドーム デイゲーム 日本ハム 4Xー1 巨人
また今日も勝ってしまいましたよ。宮西1回、金子3回、古川2回、堀2回、堀は8回に大城に一発を食らいましたが、9回は望月が0に抑え、打っては、1回に2球で2点、5回と8回にそれぞれ今川、万波のソロHRで2点と計4点を挙げ巨人を一蹴、無敵の勢いです。
3月8日(火)鎌ケ谷球場(千葉県鎌ケ谷市・日本ハム二軍練習場)DAYGAME ロッテ 5ー5 日本ハム
今日は正直なところ負けたと思った。しかし終わってみれば万波の3ランが出て追いついた。9回裏にもサヨナラのチャンスがあった。生田目5回、吉田4回と投手2人で終わったのも素晴らしい。
3月9日(水)鎌ケ谷球場(千葉県鎌ケ谷市・日本ハム二軍練習場)DAYGAME ロッテ 1ー6x 日本ハム
どこまでも続いて欲しい、この快進撃!!
今日は、3回に先発加藤が1点を献上したものの、5回美馬を近藤健介が2ランで揺さぶり、5回には万波中正が3ランでとどめを刺した。ハムの投手リレーは、加藤5回ー北山2回ー上原1回ー長谷川(威)1回
素晴らしい。
*ここまで引き分け以上を積み重ねてきた日本ハムだが、3月11日、広島球場のデイゲームで6-5とついに1敗を喫した。これからも応援は続けるが、ブログへの書き込みはここで打ち切りたい。間もなくシリーズ本番が始まるが、日本ハムの活躍を期待します!!!
フロントもフロントで勝手にやるというチーム事情らしいです。
ともかく、あの試合は、ハム側から見ると楽しく、気分のいい勝ち方でした、吉田が、最終回固くなって、押し出しをするとか、タイムリーを浴びるとかではなく勝ち切るというところが良かった。”終わり良ければ総て良し”です。
コメントありがとうございました。
昨夜のヤクルト日ハム戦を谷氏も見ました。
ヤクルト、小川、金久保まではさすがでしたが、三番手の高梨は古巣を相手に、力み過ぎて先頭打者を四球で出してしまい、不運なボテンヒットで点を取られた。
ヤクルト側から見れば6回終了まではシーズンのレギュラーで固めたスキがない陣容でしたが、
7回以降は若手で固めたが守備連携に乱れが出た。
日ハム側から見れば、新庄流采配でいろいろ試していたが、まあ、うまくつながったという試合でした。
一言いえば、ユニホームがダサくなった。
地方のノンプロ球団みたいで泥臭い。
あれが新庄好みなのかなー。
長々と失礼しました。