西方から流れてきた隅田川が大きな「つ」の字を描いて南方に流れを変える、荒川区南千住のこのあたりは、明治末から大正にかけて、大日本紡績(ユニチカ)鐘淵紡績(クラシエ)などの大工場が建ち並ぶ工業地帯でしたが、昭和46~51年にかけて、これらの工場が移転し、その跡地を東京都が買いとって、昭和63年から再開発が始まりました。
白鬚西地区市街地再開発事業がそれです。
事業が完成し、この都立汐入公園は、災害時には12万人を収容する広域避難場所となります。
これは、公園内の日時計です。「11時」を指しているところです。
対岸に望むスカイツリーです。それに対抗するかのように、公園には木製の「汐入タワー」が建てられていました。
このタワーからの展望です。
タワーの内部です。写真は塔内の小部屋に展示してあったものです。
塔を出て、水神大橋を渡り、墨田区に入ります。